月別アーカイブ: 2012年3月

紫月いろは×和服×緊縛桟敷

紫月いろは「杉浦則夫緊縛桟敷」にて掲載開始。
その日の写真の出来映えのよしあしは最初のカットを撮った感じで決まる、紫月いろはがたたずまいをそろえてこの旧家の居間に佇んだ時私はアングルを選ぶ事なくいろはにむけていた、ファインダーにまるではめ絵の正確さでいろはがある、不思議なことに1ミリの構図の狂いを許さないほどにいろはがある、いろはと私の間にある緊張した静寂はすがすがしく心地いい、私のオーラは私の内にありいろは緊張をくずさない、この関係性は写真家のもつ独特な空気感であろう。
撮影当日は庭一面に昨夜らいの雪がうっすらと積もる寒い日でした、メイクをしながらのいろはがいうには昨晩雪の降るなかで自縛して下着で外にいてものすごく寒かったが雪のなかで一度縛った体を晒してみたかったという、自分で縛っているのだ、だが今日は自縛とはくらべものにならないほどきびしいと聞いて緊張しているそうだ。
最初の予感どうりにいろはは撮影が進むに時の経過とともにこの子は緊縛の世界に身をおく子と実感がわいてくる、縄に身をゆだね素直に痛さを感じそのさきになにを想像しているのかわからないが艶やかな太ももをくねらせて私の感覚をたかぶらせる。そんな感覚にある見方でいろはの顔を観ると浮世絵師春信えがく女のようであるがふとした時少女のような顔が現れるのが不思議だ。
今後の展開を楽しみにしています。

紫月いろは「杉浦則夫緊縛桟敷」にて掲載開始。

若菜亜衣×卒業式×緊縛桟敷

若菜亜衣「杉浦則夫緊縛桟敷」にて掲載開始。
前回は女学生の設定でお願いした、緊縛撮影は初めてでしたので表情をひきだすのに苦労した、もともと亜衣の顔立は苦悶とか妖艶さを求める顔立ちではなく素朴な可愛らしさを写しこむのがいい、たまたま前回の撮影で緊縛が本当に痛かったのか、まぶたをはらして大粒の涙を流した可憐さをもういちど撮ってみようとシーズンに合わせて卒業式の設定にした。
私たちの若い頃は卒業式の装いは矢絣にはかまとハイカットの靴というのが一般的でしたが今はずいぶんと華やかになった、それを亜衣に着せてみると可愛い顔立ちにぱっと花が咲いたようによく似合った。亜衣自身来年には本当の卒業式でこんな衣装を着て参列するのだろう。 
涙とよだれと鼻水がなぜか苦悶の表情と同じように重要な表現になっている、前にも書きましたがよだれと鼻水が緊縛すきな女性の絶頂感とリンクするのが不思議だ。
私の見解ではこれは10年ほど前からおこってきたことだと不思議がっている。
さて亜衣をとりまく経済的な環境の厳しさを伝え聞いた先入観からか今回の撮影での亜衣の涙に自身のあわれさが見て取れるようになった、前回は即物的な痛みから流す涙今回はそれに心が経済的な金銭を大学の授業料をこのようにして衆目のなかで裸を晒し稼がなければならない涙、あわれに流れ落ちる涙のうちに亜衣の悲しみにふれてこの写真を観てください。

とても従順な性格で撮影現場のうけはどの現場でもとてもいいとマネージャはいう、たしかに今日も足首にひどい縄痕が残るほどに吊られているのに涙は流してもこごとは一言もきかない、休憩時間にはスタッフが「だいじょうぶ」と心配そうに問うと笑顔で可愛く「はい」と答えていた緊縛好きな女性を撮影する修羅場のような緊張もいいが亜衣のように縄にうぶな少女をいたわりの気遣いで撮影をすすめるのも楽しみのひとつだ。

若菜亜衣「杉浦則夫緊縛桟敷」にて掲載開始。