放課後の向うがわⅡ-3


 誰もいない教員室。
 自分の席に座る。
 しんと静まって、空気まで澄んでる。

 鍵は掛けられないわ。
 後から、ほかの先生が来るかも知れないものね。
 守衛室で、わたしに鍵を渡したことを聞いて来るだろうから……。
 教員室に鍵が掛かってたら、なに疑われるかわからない。

 もちろん、耳を澄ませて廊下の足音は聞いてる。
 でも、誰も来ない。
 じっと座ってると、だんだん我慢できなくなってくる。
 滲んでくるのがわかるのよ。
 わたしの陰唇が、縄瘤をヒルのように覆って……。
 消化液のような分泌液が、縄目を溶かすほどに濡らしてる。
 そう。
 スカートの下には、股縄を締めてるの。

 早く、その下半身を露出したい。
 でも、もう一度耳を澄ます。
 誰の気配もない。
 と言っても、スカートを完全に脱いじゃうのは、やっぱり怖い。
 遠い足音を聞き逃してたら、間に合わないかも知れないものね。
 だから、そういう日は、ニットのタイトスカートを穿いて来てる。
 これだと、たくし上げとけば、落ちないのよ。
 人の気配を感じたら、引き下ろせばいい。

 わたしは、ゆっくりと起ちあがる。
 その瞬間……。
 わたしの中で、無人だった教員室が一変する。
 先生たちで満ち溢れるの。
 平日の昼休みかしら。
 愛妻弁当を食べてる、新婚の日本史の先生。
 残業したくない一心で、採点に励んでる国語の先生。
 カップのパスタを食べながら、パソコンでネットショップを覗いてるのは、若い理科の先生。

 起ちあがったわたしは、その場でスカートをたくし上げる。
 股間を覗きこむと、思ったとおり。
 わたしのイヤらしい陰唇が、縄瘤をしゃぶってる。
 そのままの姿で、先生たちの間を歩き出す。
 でも、まだ誰も気づかない。
 真っ白い尻たぶまで晒してるのに。
 わたしは、日本史の先生の後ろで立ち止まる。
 先生は、愛妻弁当を、一口ずつ味合うように食べてる。

「美味しそうですね」
「はは。
 まだまだですよ。
 料理始めたばっかりなんで」
「でも、その卵焼きなんて、すごくお上手ですわ」
「今日は、奇跡的に上手く出来たみたいですね」

 椅子を回してわたしを振り返った先生は、その場で凝固する。
 箸に挾んだ卵焼きが、ポロリと落ちる。

「先生……。
 お食事中申し訳ありませんが……。
 この縄を、引っ張っていただけませんか?」
「え?」
「痒くて堪らないんです。
 ほら、ここを引いてください」
「どうしてボクが……」
「人に引いてもらわないと、収まらないかゆみなんです」

 わたしは先生の手を取り、股縄に導く。

「握って」

 先生の指が、腹部に渡る縄目を潜る。
 指の関節が、生き物のように肌を這う。

「引いて下さい」
「こ、こうですか?」
「ひぃっ」
「大丈夫ですか?」
「気持ちいいんです。
 痒いとこが。
 もっと引いて。
 そう、そう。
 あひっ。
 あひぃぃぃぃ」

 わたしは、堪らずしゃがみこむ。
 先生の指が縄目を外れるとき、縄瘤が思い切り陰核を潰し……。
 半分、イッちゃってる。
 気づいたら、先生の両脚にすがるようにして身を伏せてる。
 つまり、先生の股間が目の前。
 ジッパーが壊れそうなほど膨らんでる。

「お礼に……。
 先生の痒いところも、掻いてさしあげますわ」
「別に、痒いとこは……」
「ウソおっしゃい。
 ここが、こんなに腫れてるじゃないですか」
「あ。
 ダメです」

 わたしは、隠そうとした先生の手を跳ね除け、ジッパーを引き下ろす。

「止めてください!」

 黒いブリーフの前をかき分けたとたん……。
 太いソーセージが転げ出す。

「熱っつい。
 こんなに膨らませて。
 ちゃんとヤッてるんですか?
 奥様と」
「してます。
 今朝もしてきました」
「まぁ。
 ごちそうさま。
 それじゃ、わたしもいただいちゃいますね」

 わたしは、顔をぶつけるようにして、とんがり棒を咥える。
 クビを振り立てながら、先生を上目で見あげる。

「あひゃひゃ。
 そ、そんなにされたら、すぐ出ちゃいます」

 慌てて肉棒を吐き出す。

「まだ早いですわ。
 前戯のフェラで出されたら……。
 奥様、怒りません?」
「日々、努力してます」
「それじゃ、今日も努力して下さいね」

 わたしは、その場で起ちあがると同時に、先生のちんちんを引っ張りあげる。

「こちらにいらして」
「い、痛いです」

 子供の手を引くように、先生のちんちんを握ったまま……。
 わたしが向かったのは、国語の先生のところ。
 死語になりつつある“オールドミス”って言葉がピッタリの先生。
 わたしたちが近づいても気づかずに、一心に採点を続けてる。

「先生、ちょっとよろしいですか?」

 迷惑そうな仕草で振り向いた顔が、能面みたいに凍りつく。
 当然よね。
 目の前には、下半身剥き出しの音楽教師と……。
 ちんちん剥き出しの日本史の先生。
 しかも、そのちんちんは、わたしが握ってる。

「久しぶりにごらんになりました?
 これ。
 まさか……。
 初めてじゃありませんよね」

 国語の先生から、握ったままの赤ペンを取り上げ……。
 その手を、日本史の先生のちんちんに導く。
 触れたとたん……。
 指が跳ねあがる。

「熱いでしょ。
 生きてる証しですから。
 国語の先生なら、もちろんご存知ですよね。
 与謝野晶子の歌。

『柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君』

 いかがです、先生?
 先生も、熱き血潮に触れてみませんか?」

 わたしは、国語教師の手を取って、起ちあがらせる。

「後ろ向いて。
 両肘を机に着いて下さい」

 国語教師の背中を押すと、素直に机に突っ伏した。
 タイトスカートを捲りあげる。
 黒いストッキングのお尻が剥き出る。
 返す手で、ショーツごと一気に引き下ろす。
 真っ白い痩せたお尻が、晒される。
 尻たぶの窪みが翳を孕み……。
 はかない命のように息づいてる。
 でも……。
 痩せた尻のあわいからは……。
 真っ赤に充血した性器が覗いてる。
 まさしく発露のような雫が、陰毛の先で珠を結んでる。

「先生、お若いですわ」

 わたしは、股間に指を伸ばす。
 触れたとたん、尻たぶが絞られた。

「まだまだ、これからですよ。
 ほら、こんなに……」
「あ、あぁぁ」
「今ここに、熱き血潮を突き入れてさしあげますからね」

 わたしは、日本史の先生を振り向く。
 ちんちんから手を離しても、もう逃げなかった。

「日本史の先生なら、ご存知でしょ。
 先生の『成り成りて成り余れる処』を……。
 このお尻の間に覗く『成り成りて成り合はざる処』に突っこむんです。
 ほら、ブリーフの間からなんか出してないで……。
 下、全部脱いじゃってください」

 もう、わたしが手伝うまでも無かった。
 日本史の先生は、カチャカチャと忙しなくバックルを外すと、ズボンを踏みつけて脱いだ。
 ブリーフを持ちあげるようにして、前開きからちんちんを抜き、そのまま脱ぎ下ろす。
 再び起ちあがった先生の股間で、ちんちんが大きく上下に振れた。
 顔が映るほど膨れ切った亀頭が、ネクタイに届いてる。
 ひょっとしたらこの先生……。
 毎日、家に帰ると、玄関先でこうやってるんじゃないか。
 そう思えるほど、手際のいい脱ぎっぷりだった。

 日本史の先生は、自らのちんちんを握った。
 上は、腕まくりしたワイシャツにネクタイ。
 でも下半身は、靴下だけ。
 脛毛の目立つ脚の付け根からは、ワイシャツの裾を分けて、ちんちんがそそり起ってる。
 まさしく、変態の姿よ。

 先生は、ちんちんの切っ先を、息づく尻たぶに定めた。
 腰を落として、にじり寄る。
 ワイシャツの後ろから、筋肉質の尻が覗いてる。
 国語の先生の白いお尻が、日本史の先生の後ろ姿に隠れる。

「あひぃ」

 国語の先生の上体が、奇声とともにうねり上がった。
 一気に突っこんだのね。
 わたしは慌てて、2人の真横に回る。
 もう、肉棒の挿出が始まってた。

「わひっ。
 わひいっ」
「せ、先生、締まります!
 締まります!」

 挿出に合わせて、国語の先生の尻たぶは、心臓の鼓動のように伸縮してる。
 細い太腿には、喜悦の腱が幾筋も走ってる。

「いかがですか?
 『熱き血潮』は」
「いぃっ。
 いぃっ」


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《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は7/13まで連続掲載、以後毎週金曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。


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