放課後の向うがわⅡ-4


 わたしは、接合部を覗きこむ。
 肉棒はネラネラと濡れ、地図のように巡る血管が、光を返してうねってる。
 そのとき、背後に人影を感じた。
 振り向くと、パスタを食べてた、若い理科の先生。
 手には、パスタのカップを持ったまま。
 ルージュの落ちかけた唇を尖らせ、獣と化した同僚を凝視してる。

「こんなの見るの、初めて?」

 理科の先生は、かくかくとうなずく。

「でも、私生活では、やってるでしょ?」
「ベッドの上だけです。
 お風呂入ってから。
 こんな、服着たままなんて無いです」
「どう?
 イヤらしいでしょ」
「めちゃめちゃ興奮します。
 こっちの方が、ずっといい」
「見られながら、したい?」
「したいです」
「おまんこ、見られたい?」
「見られたい!」
「じゃ、下だけ脱いで。
 わたしが脱がせてあげる」

 理科の先生は、その場に起ちあがると……。
 パスタのカップを持ったまま、わたしに腰を突きつけてきた。
 スラックスのファスナーを、音立てて下ろす。
 ストッキングも穿かない、若い生脚があらわになる。
 白い肌を巡る血管が、網の目のように浮き出てた。
 股間を三角形に覆う布地の中心は、すでに湿ってて、わだかまる陰毛まで透けて見えた。
 わたしは、ウェストのゴムに手を掛けると、一気にショーツを引き下ろす。
 海栗の身を割ったような、若い性器があらわになった。

「先生……。
 スゴいことになってますよ。
 ほら、太腿までお汁が垂れてる」
「ふぅぅん」

 理科の先生は、スラックスの裾を踏みつけて脱いだ。

「裸……。
 下だけ裸……」
「うれしい?
 お尻もおまんこも、剥き出しにできて」
「うれしい」
「こんなエッチなおまんこしてたら、毎日したくてしょうがないでしょ?」
「したい。
 朝晩したい」

「彼氏は、してくれるの?」
「毎日は会えないもの」
「じゃ……。
 自分でしてるのね?」
「してます」
「毎日?」
「朝晩!
 今朝もして来ました。
 さっきの休み時間もしました」
「あらまあ。
 どこで?」
「もちろん、トイレです」
「裸になったの?」
「いいえ。
 スラックスだけ下ろして」
「それはいけないわね。
 下だけは、素っ裸にならないと。
 今みたいにね。
 うれしいんでしょ?
 見られて」
「見て……。
 もっと見て」

 先生はわたしに正対すると、腰を前後に振り始めた。
 股間から跳ねた雫が、ひざまずくわたしの太腿を濡らす。

「ほら。
 国語の先生にも見てもらいましょう」

 理科の先生の手を引いて、机に突っ伏す国語の先生の傍らに起たせる。
 国語の先生は、メガネを鼻の頭まで落として喘いでる。
 開いた唇から零れた涎が、赤ペンの入った答案を汚してる。

「先生。
 見てやって下さい。
 理科の先生のおまんこ。
 いやらしいでしょ?
 朝晩、自分でなさってるんですって」

 理科の先生は、両脚をパンタグラフのように開き、股間を突きつけた。
 国語の先生の目が、泳ぎながらも股間で焦点を結ぶ。

「おっきぃ……。
 おまんこ」
「あぁ。
 それ、言わないでぇ。
 コンプレックスなんですぅ。
 彼のじゃ物足りなくて。
 国際結婚しようかしら?
 見て。
 おっきぃおまんこ、もっと見てぇ」

 でもすでに、国語の先生の視線は、あらぬ方向に飛んでいた。
 メガネが、鼻の頭で斜めにかしいでる。
 後ろの日本史の先生が、激しく腰をぶつけ始めてたの。
 日本史の先生の腰骨と、国語の先生の尻たぶが、高らかな肉音を立て始めた。

 パンパンパンパンパンパンパンパンパン。

 それは、学校中に響くファンファーレのように聞こえた。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
 出る!
 出ます!」

 理科の先生は、身を翻すと、ファンファーレの音源に顔を近づけた。
 和式便器を使うようにしゃがんだ股間では、指が忙しく動いてる。
 もう一方の手は、カップのパスタを掲げたまま。

「先生!
 出していいですか!
 中に出していいですか!」
「出して!
 出して!
 でも、妊娠したら!
 妊娠したら!
 結婚してぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「そ、それは……。
 無理ですぅぅぅぅぅ」

 最後の最後で集中を乱されたのか、日本史の先生のちんぽが外れた。

「あぁ!」

 国語の先生が、喪失の悲鳴をあげる。
 日本史の先生は、お腹まで跳ね上がったちんぽを掴んだけど……。
 もう、間に合わなかった。
 亀頭が膨れ上がると、空中で暴発。
 でも、その先には、理科の先生が、顔を差し出してた。
 精液が、理科の先生の黒セルのメガネを直撃。
 理科の先生は、銃弾を浴びたように仰け反る。
 メガネのレンズは、真っ白に覆われてた。
 さらに、あおのいた鼻の穴に、第2弾が直撃。
 細い鼻孔が、濃厚な糊で塞がれる。

「わきゃ。
 ぅわきゃ」

 日本史の先生は、奇声をあげながら、思うさま、尻たぶを絞った。
 理科の先生の頬に、唇に、次々と精液が着弾する。

「はぅぅ」

 日本史の先生が、尻たぶを痙攣させると……。
 ようやく、射精が止まった。
 射出口から零れる雫が、陰茎を握りしめた指に零れる。

「さ、最高でした……」

 日本史の先生は、蕩けるような声をこぼすと……。
 その場に尻を落とした。
 後ろざまに床に転がる。
 顔が横に倒れ、両目がわたしを見あげた。
 でも、目の中に瞳は無かった。
 真っ白い両目が、虚空を睨んでる。
 半開きの口の中で、舌だけがチロチロと動いてた。
 でも、股間のちんちんは握ったまま。
 シロップをまぶしたような陰茎は……。
 まだ天井を指して、びくびくと鼓動してる。

 仰向いてた理科の先生のクビが、元の位置に戻った。
 顔面に貼り付いた精液が、鑞涙のように下降する。
 細い顎先に集まった精液が、石筍みたいに伸び……。
 ぼたぼたと落ち始める。
 落ちた先は、手に掲げたままのパスタのカップ。
 わだかまる麺の上に、まるでドレッシングのように降りかかる。
 白濁したレンズ越しにそれを見つめてた理科の先生は……。
 突然、カップに顔を突っ伏した。

「ふぉぉぉぉ」

 唸りながらクビをうねらせ、顔面でカップを掻き回す。
 ひとしきり堪能すると、呼び止められた人のように顔を起こした。
 顔面をパスタのソースが覆い、鼻の穴からは麺が下がっている。
 ソースにまみれたレンズの向こうで、すでに目線が飛んでる。
 先生は、カップの中に手を突っこんだ。
 麺を鷲掴みする。
 クレーンのように持ちあげる。
 指の間から、ソースまみれの麺が垂れ下がる。

「はぅ」

 先生は、気合と共に、麺を握った片手を、自らの股間に叩きつけた。
 手の甲に癇立った腱を走らせながら、股間に麺を捻りこむ。
 ちぎれた麺が、ぼたぼたと床に落ちる。

「あひぃ」

 先生は、背泳のスタートのように、真後ろに倒れた。
 足裏が天を指すと、サンダルが外れて床に落ちた。
 先生は、そのままの姿勢で、自らの股間にトドメを刺そうとしていた。
 手の平の描くオーバルは、たちまち内径を縮め、周回を速めている。

「イ、イク……」

 その声に、机に突っ伏してた国語の先生が反応した。
 ふらふらと歩んで、理科の先生の脇に立つ。
 理科の先生が、哀願するように見あげた。

「お、お願いします。
 わたし、イク……。
 イキますから……。
 顔に……。
 顔に、かけて。
 おしっこ、かけて。
 かけてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 国語の先生が、理科の先生の顔を跨いだ。
 そのまま、しゃがみこむ。
 骨盤の尖る相臀が、理科の先生の顔を隠す。
 でも、位置を調節するためか……。
 その尻が、再び上がった。
 競馬の騎手のような姿勢だった。
 開いた相臀のあわいに、シャッターのような肛門が穿たれてる。
 ぱっくりと割れた性器も丸見え。
 理科の先生も、それを見上げてる。

「放尿……。
 放尿して」

 国語の先生のお尻に、翳のように力がよぎった。
 同時に、膣前庭に穿たれた尿道口が解放された。
 数珠を繋いだような雫がこぼれ……。
 たちまちそれは、一本の奔流と化した。
 理科の先生の顔面に打ちつける。
 理科の先生は、顔面で打たせ湯を受けるように、顔をうねらせた。
 湯気を上げる熱水が、理科の先生のレンズに噴きつけ、顔面のソースを洗い流す。
 鼻の穴の麺も流れた。


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《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は7/13まで連続掲載、以後毎週金曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。


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