放課後の向うがわⅡ-20


「パンパンパンパンパンパンパンパンパン。

 痩せた腰を抱えて、連打の嵐です。
 背肉が、さざ波みたいに震えてる。
 手を前に回し……。
 下を向いて、わずかに膨らみを見せている乳房を握る。
 乳首は、棗みたいに尖ってます。
 捻り潰す。

『わひぃぃ。
 痛いぃ』
『嫌いじゃないでしょ』
『好き!
 好き!
 痛いのも、先生も、大好きぃぃぃぃ。
 結婚してぇぇぇぇぇ』
『それは、無理ですぅぅぅぅぅ。
 出る!
 出る!』
『出して!
 いっぱい出して!
 わたしのオマンコの中に、精液出してぇぇぇぇ』
『あぁ。あっ! あっ!』
『来てる! 熱いのが、来てるぅぅぅぅぅ』

 ふう。
 何の話、してるんでしたっけ」
「呆れた先生ですわ。
 人の授業に、いきなり裸で乱入して……。
 生徒の前で、同僚との情事の描写を延々となさりながら……。
 剥き出しのちんぽ、勃起させるなんて」
「すみません。
 今日はまだ、抜かれてないもんで。
 それじゃ、みんな。
 これから、日本史の授業を始める。
 この先生のちんちん、これが、『成り成りて成り余れる処』だ。
 これを……。
 この川上先生のお尻の間に覗く、『成り成りて成り合はざる処』に突っこむ。
 日本という国は、この“国産み”の儀式によって出来たのです。
 川上先生、もう少しお尻を上げてください。
 そうです、そう。
 素晴らしい!

 国語の先生とは、大違いです。
 どうです、この丸み。
 美しい!
 男なら、精子をかけずにはおられません。
 それでは、イカせていただきます……。
 って、なんじゃこりゃー」
「どうしました?」
「まんこに縄が食いこんでて、突っこめないじゃありませんか」
「先生のおちんちんなら、隙間から入りません?」
「失敬な。
 針金じゃないんですから。
 くそ。
 どうやって解くんだ、これ?
 結び目がお団子になってる。
 あぁ、焦る」
「不器用すぎますわ」
「激しく焦ってるからです。
 もう、出そうなんです」
「早すぎじゃありません?」
「男は、新鮮な刺激に弱いんです。
 妻や国語の先生なら、慣れきってますから……。
 余裕でズコズコできます。
 でも、憧れの川上先生のお尻を前にしたら……。
 もう、発射秒読みです」

「じゃ今日は、そのまま射精していただこうかしら。
 生徒にも、男性が射精するところを、よく観察してほしいから」
「そんな!
 鮭じゃないんですから、かけるだけじゃ満足できません。
 中に出したいです」
「勝手に入ってきて、贅沢な方ですわ。
 それじゃ……。
 もうひとつ、新鮮な刺激を与えてさしあげますわ」
「ど、どうする気です、岩城先生?
 あ、スカートたくし上げたりして。
 げ、ストッキングが、太腿で切れてる。
 それ、好きなんです!
 パンティは……。
 は、穿いてない!
 しかも、股に縄!
 さらに、パイパン!
 過激すぎです。
 厳しすぎます。
 あっ、あっ。
 ダメ、ボクちゃん、もうダメ。
 出る!
 出る!
 わきゃっ。
 わきゃきゃっ」
「ほら、みなさん。
 よく見て。
 これが、男性の射精ですよ。
 思いのほか、飛ぶでもんでしょ。
 どうしたの、あなた?
 顔にかかった?
 まぁ、生徒にまで顔射するなんて、悪い先生。
 大丈夫よ。
 顔にかかったくらいじゃ、妊娠しないから。
 嗅いでごらんなさい。
 植物の匂いがするから。
 森の中で嗅ぐみたいな匂いよ」
「わきゃっ。
 ぅわきゃ」
「まだ出るんですか。
 腎虚になりますよ。
 あら、もう目の玉裏返して。
 立ったまま気絶してるだけでなく……。
 気絶したまま射精を続けるなんて、異常体質としか思えませんわ」
「あ、あかか」
「あら、残念。
 ひっくり返っちゃいましたね。
 でも、仰向けになっても、ちんぽを離さないなんて……。
 木口小平みたいですわ。
 みなさん、集まって。
 川上先生の周り。
 あ、日本史の先生、踏まないようにね。
 ほら、スゴいでしょ、この精液。
 たくさん出したものね。
 川上先生のお尻一面、精子まみれ。
 工作用の糊を撒き散らしたみたい」

「嗅いでご覧なさい。
 もっと近くで。
 結婚したら、毎晩嗅ぐことになるのよ。
 ほら、山下さん。
 あなた、クラス委員でしょ。
 こっち来て、しゃがんで。
 男性の精子、見るのは初めて?
 そう。
 びっくりした?
 でも、匂いを嗅いだら、もっとびっくりするわよ。
 男性の体内から出たとは、とても思えない匂い。
 植物の香りがするの。
 初めて精子を嗅いだとき、この人は森の精かもって思った子もいるくらい。

 ほら。
 もっと顔、近づけて。
 焦れったい子ね。
 手伝ってあげるわ。
 えい。
 ほほ。
 顔ごと、突っこんじゃったわね。
 精子の海に。
 どう?
 スゴい匂いでしょ。
 あら、逃げないのね。
 まぁ。
 ほっぺた、擦りつけてる。
 鼻の穴まで精子詰めて。
 大人しそうな顔して、とんだ変態っ子だわ。
 下の方、どうなってるのかしら。
 ほら、膝ついて、お尻上げてごらん。
 見てあげるから。
 スカートを捲って……。
 まぁ、ミッキーとミニー。
 まだこんなパンツ穿いてるの。
 でも、中身はもう立派な大人ね。
 お股のとこが、透けてるわ。
 それじゃ、みなさん。
 わたしの手元に注目。
 クラス委員のおまんこ、ご開帳しますよ。
 ほぅら、出た。
 うわっ。
 スゴい。
 糸引いたわ。
 見たでしょ?
 ほら、もうドロドロ。
 これはもう、授業開始から濡らしてたわね。
 開いてみましょうか。
 山下さん、触るわよ。
 まぁ、お尻突きつけてきた。
 肛門までピクピクさせて。
 それじゃ、開きますね。
 熱っつい。
 火傷しそう。
 溶け崩れたお菓子みたい。
 指が滑っちゃうわ。
 ちょっと、動かないで。
 あら、気分出ちゃった?
 お尻、うねらせちゃって」

「このとおり、女子高生の身体ってのは……。
 いつでも生殖可能な、もう立派な雌ってわけよね。
 江戸時代なら、子供産んでて当たり前の歳だし。
 性に対する、きちっとした教育が、なされなすぎだわ。
 山下さん、ここ気持ちいい?
 まぁ、ガックガックうなずいちゃって。
 どうしたの?
 初めてってわけじゃないでしょ?
 オナニー、してないの?
 え?
 母親に禁じられてる?
 子供の頃から、布団の上に両腕を出しておくように命じられて……。
 毎晩、チェックに来るの?
 それは、ちょっとヒドいわね。
 自分は旦那とヒーヒーやってるくせに……。
 娘にはオナニーさえ禁じてるっての?
 さっき言ったように、生殖できる身体を持ってるってことでは……。
 母親も娘も、まったく対等なのよ。
 許しがたいわ。
 ほら、いいでしょ?
 こんなに気持ちいいのよ、女性の身体って。
 まぁ、ヨダレまで垂らして……。
 可哀想に。
 家で出来ないんなら……。
 学校ですればいいのよ。
 おトイレなんかで、隠れてすることないわ。
 大っぴらにやればいいのよ。
 そうだ。
 今度、1時間目が始まる前に、オナニータイムを作ろうか。
 クラス全員でするの。
 バスタオルを畳んで、椅子の上に置いて……。
 スカートを広げ、お尻をタオルに載せる。
 もちろん、パンティは脱いであるわ。
 で、思う存分捏ね回すの。
 噴きあがる嬌声は、セミの合唱みたいでしょうね。
 教師は、席の間を巡りながら……。
 間違ったやり方をしてる子がいないか、チェックするの。
 シャーペン突っこんでたりしたら、危ないものね。
 もちろん、監督する教師だって我慢出来なくなる。
 歩きオナね。
 面倒だから、スカートなんか脱いじゃってるわ。
 生徒たちの手元を凝視しながら……。
 自分のまんこを、存分に掻き回す。
 きっと、教師の方が先にイッちゃうわね。
 泡噴きながら、その場にひっくり返る。
 気持ちいいでしょうね……。
 頭が真っ白になるわ。

 え?
 あらやだ、また自分の世界に入っちゃってたみたいね。
 どうしたの、美里ちゃん?
 川上先生が、目を覚ましそう?
 あら、ほんとだ。
 それじゃ、第二幕の開演ね。

「川上先生?
 お目覚めですか?」

 川上先生は、柱を背にしてた。
 でも、立ってるわけじゃない。
 宙吊り。
 両脚は、小さい女の子がおしっこさせてもらう形に開いてる。
 でも、膝裏を掬いあげてるのは、母親の手じゃない。
 飴色の縄。
 両膝を括った縄が、天井に伸びてた。
 もちろん、股間は大きく開いてる。

 でも、性器は見えなかった。
 股間を、縄が戒めてた。
 お臍の下に回る横縄から、束ねられた縦縄が幾本も降りてる。
 性器も肛門も、縄のふんどしが隠してる。
 でも、陰毛までは隠し切れない。
 柔らかそうな陰毛が、縄目から萌え出て見えた。

「先生?
 川上先生?」

 あけみ先生の問いかけに、川上先生の目蓋が、うっすらと開いた。


「おはようございます、先生。
 どうですか、ご気分は?」
「……、岩城先生?
 ここは……?」

 川上先生は、まったく事態を理解できないみたいだった。
 視線は定まらず、宙を泳いでる。
 身じろぎしようとして、ようやく……。
 自らに施された戒めに気づいたようだ。
 縄を打たれた身体を、のろのろと見回してる。

「これは……。
 どういうわけですか?」
「見てのとおりですわ。
 囚われの身ということになりますね」
「まさか……。
 まさか、岩城先生が?」
「本意ではありませんでしたのよ。
 この部屋で作業してたら……。
 先生が入って来ちゃったんですもの。
 床に転がるお荷物を見つけられそうだったから……。
 眠っていただきましたの。
 思い出したみたいですわね」
「岩城先生でしたの!」
「そう。
 後ろから羽交い絞めにして、ハンカチで口を覆ったのは、このわたし」
「どうして!」
「ですから、こんな予定、最初からありませんでしたの。
 完全なハプニング。
 2人いっぺんになんて、考えてもいなかった。
 そこまで大胆じゃないもの、わたし。
 ひとりずつって思ってた。
 今日はまず、理事長先生。
 川上先生は、またの日のお楽しみ。
 そのはずだったの。
 でも、床に倒れて眠ってしまった先生を見たら……。
 これも天のお導きだって思った。
 もう1人のターゲットが、向こうから転がりこんで来たんですもの」


本作品のモデルの掲載原稿は以下にて公開中です。
「川上ゆう」 「結」 「岩城あけみ」

《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は毎週金曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。


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