川上ゆうウェディング

この企画に多くの方々から物語の草案をいただきましたことにここに感謝いたします。物語の発端としましては一般BBS-B-鳶中-no862様の草案が近いと考えます。
メ イクと着付けを終えてホリゾントに佇む川上は眩しく輝き幸せな結婚を約束された人そのものでした、-ブ-ケに疑問をもたれる方もおありかと思いますが、街 の花やさんに撮影前日に買いにいきましたところ店主のおばさんが頑固ババァ-でウエディングドレスを見ないとブ-ケは作りませんといいはる、それは店の良 心と古見にかかわるとむずかしい顔つきをつくっている、あきれ果てたが仕事にこういった筋のとおった見識と態度をとる人の少なくなった昨今ある清々しさを 覚えた、そんなわけです-本題です、場面が一転して地下室に拉致された花嫁は事態の暗転に呆然となるなか素早く後手きキリキリと縛り上げられる
、 神前の誓いを終え披露宴が始まろうとした刹那に恐ろしい悪だくみがはじまった、招待客にまぎれた元の恋人の復讐は満場の来賓の前で花嫁の性癖を知らしめる ことである、それも彼だけが花嫁の表情からよみとれる方法で、すなわちバージンロードをスポットライトあびながら歩く花嫁の股間には麻縄が貞操帯を模して きつく食い込んでいる、歩くたびに股間からとめどもなく苦痛が襲い恥じらいと姦計に堕ちたわが身を呪いながらも微笑でごまかすのではあるが、元の恋人には 花嫁の一筋の涙だけで十分に復讐をはたした、これはこれから始まる物語のプロローグである。

上記作品は、
緊縛桟敷キネマ館にて掲載中

杉浦則夫緊縛桟敷 より原稿掲載