放課後の向うがわⅡ-48
美里は、テーブルの新聞を持ち上げた。 紙面の幅いっぱいに書かれた『なでしこ 銀』の文字。 美里の掲げる古い写真に、同じ新聞が写っていると言う。 いったい、どういうことなのか。 「この写真を撮ったころだって……。 … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-48
美里は、テーブルの新聞を持ち上げた。 紙面の幅いっぱいに書かれた『なでしこ 銀』の文字。 美里の掲げる古い写真に、同じ新聞が写っていると言う。 いったい、どういうことなのか。 「この写真を撮ったころだって……。 … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-48
「あぁ。 最高……。 撮って。 ミサ、撮って。 立ちオナする変態女を。 そう。 あぁ。 フラッシュ浴びると、身体が燃えるわ」 あけみ先生のブラウスが、細かく震え出した。 指先は、すでに佳境を奏でてるに違 … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-47
理事長の背中が浮きあがった。 「あら。 手伝ってくれるの。 この、最後のクリップ、わたしがどこに付けたいか、わかってくださってるみたいね。 そうよ。 この鎖は、川上先生と理事長を繋ぐ、架け橋。 それでは、繋い … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-46
理事長のバイブはそのままに、わたしはその場を立った。 入口脇のテーブルから、カメラを取って戻る。 「ほら、そこから撮ってごらん。 ちょっと、待って。 わたしが構図を決めてあげる」 あけみ先生は、ファインダーの視 … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-45
「美里。 理事長が、バイブ突っこんでほしいんだって。 ほら、これ持って足元に回って。 あ、待った。 湿らせてあげないと、可哀想ね」 言うなり、あけみ先生は、バイブを口いっぱいに頬張った。 バイブに纏わる舌に押 … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-44