わたしの独断


平沢が引退してはや2年ほどたちました、今はコンサルタント会社に勤務しているとのことです、先日相談事があると上野の焼肉店によばれる、慣れない業務に疲れた様子でしたが食欲は旺盛でもりもり食べていた、線の細い子ですから離れていると体の調子をふときずかうことがある。
ピンク映画に出演した年度の新人女優賞、わがサイトの最多出演、20歳から26歳までの肉体の変化と平沢里菜子のモデルとしてのアプローチのありかたそのあたりを撮り込んだと思う。
私とタレントとの接し方は初回は綺麗な人だなと思うぐらいでさはど深くはない、しかし平沢は2回目の撮影で乳首をはさんだクリップで乳頭を落とさんばかりの深い傷をおい苦痛に顔を歪めながらもあわてふためくスタッフに逆さ吊りの状態で撮影の続行を指示していた。3回目は昨夜の雨で庭には水たまりが残っているなかで高て小手に縛られた旧家の令嬢の里菜子の美しい顔を泥まみれに陵辱しようと「泥水を飲め」と指示をだしたところ本当に舌を出してペロリペロリと飲み始めた時には指示をだした私は素直さに驚き、これほどまでに深く役に入り込む里菜子に深く感謝した。
その後2.3度打ち合わせなどで話すおりに、わたしは仕事で指示されたことにできませんということがくやしくていえない、そんなことをいうようならばこの仕事をやめたほうがいいといつもにもなく声をたかくしていう。それはその後の濡木痴夢男氏との撮影のおりにぎっちりと高て小手に縛られて柱に開脚中吊りをした時、私はかなり変形の開脚を要求したと思う、体重がすべて腕にかかり里菜子は悲鳴をあげた、「私の指示がまちがいだ、やめよう危険だ」というと「駄目もう一度挑戦する」ときかない、こちらはおそるおそる再度試みると里菜子は体のバランスをうまくつくりまさに私のイメージどうりの緊縛美を見せてくれた。その後もこの姿勢は変わらなかった。

杉浦則夫緊縛桟敷 より原稿掲載

投稿者:

杉浦 則夫

杉浦則夫写真事務所代表 杉浦則夫