放課後の向うがわⅡ-8

「理事長、この子、憶えてます?」 「……」 「残念ね、美里。  どうやらあなた、記憶に残ってないみたい。  もっとも、そんな格好だもんね。  下半身裸の女生徒なんて、記憶の中の顔と繋がらないかも。  理事長。  ちょっと … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-8

放課後の向うがわⅡ-7

 先生は、もう一度瞳を伏せ、手首を返して時計を見た。  時計を見詰めるメタルフレームの女教師。  試験監督のようだった。  ただし、上半身だけ見れば。  なぜなら、その女教師の下半身は、剥き出しだったから。  股間には、 … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-7

放課後の向うがわⅡ-6

 先生は、鏡の角度を調節しながらわたしの脇に据えた。  姿見を離れた先生が、わたしの前に戻った。 「ほら。  どう?  すっごいヤラシイ」  鏡に映る教師と生徒。  生徒は、壁を背にしている。  白いブラウス。  そのブ … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-6

放課後の向うがわⅡ-5

 顔面で堪能し尽くしたのか、理科の先生は、大口を開けて尿を受け始めた。 「ごぼ。  ごぼぼぼぼぼぼぼ」  口を溢れた尿が、滝のように耳を洗う。 「ごぶっ」  たぶん、それは「イク」って言ったんだと思う。  理科の先生の両 … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-5

放課後の向うがわⅡ-4

 わたしは、接合部を覗きこむ。  肉棒はネラネラと濡れ、地図のように巡る血管が、光を返してうねってる。  そのとき、背後に人影を感じた。  振り向くと、パスタを食べてた、若い理科の先生。  手には、パスタのカップを持った … 続きを読む 放課後の向うがわⅡ-4