放課後の向うがわⅡ-41

 床に仰向いた理事長の真上に、川上先生がぶら下がってた。

「暑っつ。
 美里、タオル取って。
 ほら、その柱に下がってるでしょ。
 バスタオル」

 畳の脇の太い柱には、手を横に伸ばせば取れる位置に、白いバスタオルが下がってた。
 タオルは、柱に付いた大きなフックに掛かってるようだった。

「うわっ」

 何の気なしにタオルを外したわたしは、その場で飛び退った。

「はっはっは。
 大成功。
 いいリアクションしてくれるわね」

 わたしが驚いたのは、タオルの方じゃなく……。
 タオルが掛ってたフックだった。
 柱からは、水平に男性器が突き出してたの。
 さっきのあけみ先生の話で……。
 理事長と川上先生が舐めてたというディルドゥに違いなかった。

「どう?
 試してみる?
 そいつにバージン捧げるってのも、ひとつの青春よ。
 ははは。
 冗談だって。
 タオル、持ってきて。
 ありがと」

 あけみ先生は、形ばかりの仕草で顔を拭くと、タオルを放り捨てた。
 そんなに汗なんて掻いてなかったみたい。
 タオルは、わたしを驚かせたくて外させたんだろう。
 そうとうテンションが上ってるようだ。
 むしろ、拭かなきゃダメなのは、股間の方だった。
 内腿には幾筋もの雫が伸びて、光を映すほど光ってた。

「お2人さん。
 ご対面ですよ。
 あらあら、まだ寝てる気?」

 理事長は、上体だけ縛られたまま、畳に仰向いてる。
 その上に被さるように、川上先生が吊られてた。
 川上先生の姿は、あられもなかった。
 戒められた両脚が、これ以上無いほどに開かれ……。
 股間を隠すものは何もない。
 しかも、その股間から会陰にかけては、明らかに濡れ光ってた。
 上下から縄で潰された乳房は下を向き……。
 乳首が、真下の理事長を指して突き出てる。
 その2人を、柱の男根がじっと見つめてた。
 一つ目の穴から、今にも精液が噴き出しそうだった。

「さてと。
 舞台は整ったと云うのに……。
 女優さん方は、いつまで寝てる気かしら。
 理事長先生、起きてください。
 もう、幕が上がってますわよ」

 あけみ先生は、理事長の腕を爪先でつついた。
 理事長の首が揺れ、うっすらと目蓋が開いた。
 瞳はまだ、夢の中に溺れてるようだった。

「やっとお目覚め?
 お望みどおり、2人一緒にしてあげましたよ。
 川上先生も、いつまで寝てるつもり?
 起きて」

 あけみ先生は、川上先生の肩を小さく突いた。
 川上先生の身体が、わずかに揺れる。
 目覚めをむずかるように、縄が軋んだ。
 川上先生の眉根に皺が寄った。
 意識が戻りつつあるようだ。

「むぅん」

 先に覚醒したのは、理事長だった。
 彷徨ってた瞳が、真上で焦点を結んだ。
 むろん、瞳が捉えたのは、自分に被さるように吊られた川上先生だった。

「ゆうちゃん……」

 その声が聞こえたのか、続いて川上先生も目を覚ました。
 理事長を呆然と見下ろしてた瞳に、生気が戻った。

「理事長先生」
「大丈夫?、ゆうちゃん」

 川上先生の顔が歪んだ。
 下を向いた瞳から、雨だれのように涙が零れた。
 涙の粒は、理事長の額にぼたぼたと降り注いだ。

「あら。
 いきなり愁嘆場なの?
 そういうの、好きじゃないのよね。
 どう?
 ご気分は。
 お望みどおり、2人一緒にしてさしあげましたのよ」
「岩城先生、もう許して。
 お願い」
「ダメー」
「川上先生だけでも、助けてあげて」
「いえ。
 岩城先生、お願いします。
 理事長先生の縄を解いて」
「うらやましいわね。
 仲がおよろしくて。
 理事長。
 お言葉どおり、2人一緒にしてあげたんだから……。
 女王さまを呼んでちょうだい。
 どうやったら来てくれるの?」
「わからないのよ。
 ほんとなの。
 突然現れるの。
 塔の鍵も持ってないのに。
 廊下に足音もせず、扉が開く音も聞こえない。
 なのに、この部屋に突然降り立つの」
「呆れた。
 それじゃ、ルルドのマリアさまじゃないの。
 2人のベルナデッタの前に、ご降臨されるって云うわけ?
 まるっきり宗教だわ。
 エロ宗教ね。
 そうか。
 2人一緒でも、サカってなきゃダメなのか。
 でも、残念ながら……。
 これ以上、2人は近づけないのよ。
 川上先生の縄、いっぱいいっぱいだし」
「だから解いて」
「バカ言うんじゃないわよ。
 解いてあげたら……。
 わたしの前で、レズビアンショーでも見せてくれるって言うの?
 なわけないでしょ。
 そうだ。
 直接は、触れなくても……。
 繋げてあげることは、出来るわ。
 美里。
 机のとこ行って。
 さっき、バイブの入ってた引き出し」

 机の方に身体を向けるとき、脚がもつれてよろけた。
 自分の脚みたいじゃなかった。
 夢の中の、ふわふわした地面を踏んでる感じ。

「ちょっと、美里、大丈夫?
 酔っぱらいみたいよ。
 場の空気に酔ったのかしらね。
 この2人の噴きあげるエロ蒸気が、空中で醸されたのかも?
 そうそう、その引き出し。
 開けてみて。
 クリップが入ってるでしょ。
 銀色のチェーンが付いてるやつ。
 そう、それ。
 あるだけ持ってきて。
 絡ませないようにね」

 大小さまざまなクリップが、チェーンで繋がってた。
 手の平に冷たい鎖を載せ、先生のところまで運ぶ。
 もちろん、こんなことするの初めてなはずなのに……。
 なぜだか、こういうことを幾度も繰り返してきた気がした。
 ひょっとしてわたしは……。
 どこか遠い古代の国で、こんな仕事に仕える小間使いだったのかも知れない。

「じゃ、その大きいやつを渡して。
 あとのは、そのまま持ってるのよ」

 先生は、クリップの片方を摘み、空中に吊るした。
 真下に伸びる細いチェーンの先には、もうひとつクリップが付いてる。

「これ、何に使うものだと思う?
 ふふ。
 これはね、女と女の命を繋ぐ道具。
 2人の体温がクリップを温め……。
 チェーンを渡って繋がるの。
 それじゃ……。
 どことどこを繋げてあげましょうか?
 お好きなところをおっしゃって。
 理事長先生」
「お願い、もう助けて」
「女王さまが来たら、助けてくださるわよ。
 早く来てくれるといいわね」
「あの方が来たら、あなたなんてやっつけられるんだから」
「ふふ。
 そんな筋書きじゃ、面白みに欠けるわね。
 やっぱり、どんでん返しが無いと。
 ちょっとだけ教えましょうか。
 このシーンの結末。
 突然現れた女王さまは……。
 そこで、昔の恋人と出会うのよ。
 わかる?
 それが、わたし。
 わたしとあの女王さまは、高校生のころからの恋人なの」
「嘘よ。
 そんなの、嘘だわ」

「ウソかどうかは、そのときのお楽しみね。
 ほら、早く呼びなさいよ。
 もたもたしてると……。
 わたし、責め殺しちゃうかも。
 大小便垂れ流して、骸になってからじゃ遅いでしょ。
 ほら、早くってば」
「助けて!
 お姉さま、助けて!」
「ほっほっほ。
 ほんとに呼んだわ。
 バカじゃないの?
 でも、そんなオバカな理事長って、嫌いじゃありませんわ。
 とーっても、可愛い。
 可愛すぎるから……。
 乳首、挟んであげる」
「ぎひぃ。
 痛い痛い痛い。
 痛いぃぃぃ」
「やかましい人ね」
「理事長先生!
 大丈夫ですか?
 岩城先生、外してあげて!
 お願い」
「まぁ、妬けちゃうわ。
 じゃ、川上先生が身代わりになってくださる?」
「代わります。
 だから、理事長先生を助けて」
「素晴らしい。
 わが校の校訓、“愛他の心”そのものだわ。
 まさに、教師の鏡。
 それじゃ、お望みどおり……。
 挟んであげるわね。
 理事長とおんなじとこ。
 ほら」
「あぎ」
「ちょっと、そんなにロープ揺らさないで。
 切れちゃうでしょ。
 どう、ご気分は?」
「い、痛いぃ」
「外してほしい?
 じゃ、おっしゃい。
 理事長のはそのままにして、自分のだけ外してくださいって」
「いやです。
 理事長先生のを外して」
「まぁ、ご立派。
 理事長先生、お聞きになりました?
 校訓の真髄、ここにあり!」
「ゆうちゃん!
 大丈夫?、ゆうちゃん。
 お願い、ゆうちゃんだけは助けて」
「でもわたし……。
 こういうの、嫌いなんだなぁ。
 お互いにかばい合うっての。
 化けの皮、剥がしてやりたくなっちゃう」
「ゆうちゃん、痛い?」
「だ、大丈夫です。
 わたしは大丈夫」


本作品のモデルの掲載原稿は以下にて公開中です。
「川上ゆう」 「結」 「岩城あけみ」

《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は毎週日曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。


放課後の向うがわⅡ-40

 あけみ先生は、再び起ちあがった。
 理事長を跨ぎ越し、川上先生の柱に向かう。
 真っ直ぐな脚は、内腿がかすかに擦れ合った。
 内腿は光ってた。
 ナメクジの這ったような筋が、膝頭まで濡らしてる。
 わたしは、思わず自分の足元を見下ろした。
 あけみ先生とは違い、肉付きの乏しい内腿は、隙間を作ってた。
 でも、ナメクジの筋は、先生と同じだった。
 真上から見下ろしても、陰核が包皮を持ちあげてるのがわかった。
 弄りたかった。
 思い切り。

「こら。
 何ボーっとしてんのよ。
 手伝っててば」

 あけみ先生は、川上先生の右脚を抱えあげてた。
 川上先生の右膝には、ロープが掛かってる。
 ロープは、斜め上方から伸び、右脚を吊ってる。
 あけみ先生は、そのロープをほどいてる。
 なぜだか、船の舫いを解いてるように見えた。

「さ、川上先生。
 理事長のところに行きましょうね」

 右脚を開放された川上先生は、爪先を畳に着いた。

「あ、その前に、お色直しが必要ね。
 お股を隠したお褌、取りましょう?
 理事長先生も、ツルツルのまんこ、剥き出してるし……。
 わたしたちだって、ほら。
 貝の剥き身のように、内蔵を晒してる。
 ほら、じっとしてってば」
「いやいや」

 川上先生は、あけみ先生の指を逃れるように身を捩った。

「どうしたのよ?
 今さら、何が恥ずかしいの?
 褌締めてる方が、よっぽど変だわ」
「解かないで」

 川上先生は、身じろぎを止めなかった。
 爪先立った右脚を軸に、身体を捻る。

「悪い子ね。
 やっぱり、元の格好がいいのかしら?」

 あけみ先生は、川上先生の後ろに垂れるロープを手に取った。
 天井の滑車からは、数本のロープが下がってた。
 川上先生の身動ぎのせいで、ロープはゆらゆらと揺れた。
 教科書で習った『蜘蛛の糸』を思い出した。
 でも、このロープは、人を救いあげる糸じゃない。
 人を吊り下げるためだけの糸。

「美里!
 ほんとに気の利かない子ね。
 こっち来て、脚押さえてって。
 持ちあげるの」

 言われたとおり、川上先生の右脚を抱えあげる。
 みっしりと肉の付いた脚は、持ち重りがした。
 もちろん、先生がじっとしてないせいもあった。
 抱える両腕の中で、脚は回遊魚のように暴れた。

「ほら、もっとこっち」

 あけみ先生が、暴れる魚に縄を打つ。
 熟練された手わざに、たちまち魚は蹂躙された。

「よしよし。
 いい格好。
 やっぱり、お股を開いた方がお似合いよ。
 それじゃ、お褌、取りましょうね」
「取らないで。
 それを取らないで」
「ずいぶん気に入ってくれたものね。
 嬉しいわ。
 明日から、毎朝締めてあげようか。
 縄のお褌で授業をするのよ。
 でも、今日は取ってもらうわ」

 よく撓う奇術師みたいな指が、たちまち縄を解いていく。
 川上先生の股間から、縄の束が失われた。

「はい、ご開帳。
 気持ちいいでしょ?
 きっと蒸れ蒸れね。
 どれどれ」

 あけみ先生は、わざとらしい仕草で身を屈めた。
 もちろん、顔を近づけたのは、川上先生の股間だった。

「み、見ないでぇ」
「すごーい。
 こんなにしちゃって。
 なんでお褌を取りたがらないかと思ったら……。
 こういうこと。
 美里も見てごらん。
 こんなに浅ましいまんこ、初めて見た。
 お汁塗れ」

「うっ、うぅ」

 川上先生は、顔を伏せて泣いた。
 でも、その股間は、もっと号泣してた。
 縄に潰された陰唇が捩れて、膣口が覗いてる。
 陰唇も膣も、工作糊を溶かしたみたいな液に濡れてた。
 クリトリスが包皮を持ちあげてるのが、はっきりとわかった。

「なるほど。
 縄の刺激が良すぎたわけ?
 ちょっとでも身動きすると、締まるんだものね。
 陰核が潰されて、たまらないわね。
 少しだけ、弄ってあげましょうか?」
「止めて。
 助けて。
 これ以上、辱めないで」
「今でも、この上なく恥ずかしいと思いますけど。
 お尻の穴まで濡らしてるんですもの。
 お客様、どうぞ遠慮なさらずに。
 一回イカせてさしあげますわ。
 もちろん、無料で」

 あけみ先生の指先が揃い、川上先生の股間に添えられた。
 指の腹が、恥丘を隠してる。
 指は、一瞬持ちあがるように動いた後、力強く鍵盤を押さえた。

「あひぃ」

 肉で出来たピアノは、調律の狂った音色を奏でた。

「その声じゃ、もう崖っぷちね。
 簡単な女。
 ま、舞台転換のとき暴れられると困るから……。
 一度、気を遣ってもらうわ。
 美里、よく見てなさい。
 ピアニストの指の威力を」

 股間を押さえた指が、反りを打った。
 指は、白く色を変えてた。

「いきますわよ」

 指先が、細長いオーバルを描き始めた。
 押さえられたクリは……。
 ゴムのように伸ばされながら、引き回されてるに違いない。
 わたしは、思わず股間を引き絞った。

「あひぃぃぃ。
 やめてやめてやめて。
 イ、イッちゃう。
 イッちゃうから!」

「イカせてあげるから。
 ほらほらほら。
 練れて来た、練れて来た。
 納豆みたいに、糸引き出した」
「あがが。
 イグぅ。
 イグイグイグイグイグイグイグイグイグ。
 イッぐぅぅぅぅぅぅ。
 ……。
 わきゃ。
 ぅわきゃっ」

 川上先生が、全身で跳ね踊った。
 張り詰めたロープが唸り、天井の滑車が軋んだ。
 あけみ先生の手は、まだ股間から外れてなかった。
 すでにオーバルは描いてなかったけど、急所を押さえる力は緩んでない。
 とどめを刺してるようにも見えた。

「ぶぶぶぶぶぶぶぶ」

 川上先生は、口元からあぶくを零し、ようやく静まった。
 首が、魂を抜かれた人形みたいに倒れる。
 見開いた人形の目に、瞳は無かった。
 真っ白い双眸が、床を睨んでた。

「浅ましいイキかた。
 白目まで剥いちゃって。
 でも、もし男が……。
 女を、こんなふうにイカせられたら……。
 誇らしいだろうね。
 ほら、見てごらん、これ」

 あけみ先生は、ようやく股間から離した手の平を、わたしの前に翳した。
 指先は、電球の明かりを返して、ぬめぬめと光ってた。
 思わず、隠すものを失った股間に目が行く。
 そこは、溶け崩れてた。
 貝の剥き身にバターを塗したようだった。
 手の平に押さえられてた陰唇は、捲れあがって潰れてる。
 覗いた膣口は、米のとぎ汁のような雫を零してた。

「ふふ。
 美里も、そうとう気分出ちゃってるみたいね。
 でも、お預けよ。
 助手にまでイカれたら、舞台回しが出来なくなるわ。
 ほら、こっち来て。
 このロープ、持って」

 あけみ先生は、柱の後ろで蟠るロープを拾い上げた。

「そしたら、理事長の方に、ゆっくり下がって」

 言われたとおりに、後退る。
 ロープは、縛られた2人の中間で、斜めに張り詰めた。
 どうしていいか判らず、あけみ先生を見る。

「ちょっと待ってて。
 今、柱から解くから」

 あけみ先生は、川上先生の背中に回ってた。
 どうやら、柱に括りつけたロープを解いてるらしい。

「よし、オッケー。
 じゃ、そのままロープ引いて。
 ダメダメ。
 そんな小手先じゃ動かないわよ。
 体重を後ろにかけるの」

 ロープを持ち直し、ロープ登りをするように、胸元に引きつける。
 恐る恐る、後ろに凭れる。

「もっと。
 足の裏で踏ん張って。
 そうそう。
 ほら、動いた」

 川上先生の身体が、柱から外れてた。
 背中の支えを無くし、宙にぶら下がってる。
 驚いて、力を緩めた。

「どうしたの?
 大丈夫よ。
 美里が持ってるのは、天井の滑車を動かすロープ。
 ほら、天井の滑車は、レールから下がってるでしょ。
 レールに沿って、滑車を移動できるってわけ。
 ほら、引っ張って。
 後ろ体重」

 再び動き出すと、川上先生の身体が宙で振れた。
 真っ白い目を見開いたまま、ぶらぶらと揺れてる。
 壊れたマリオネットみたいだった。

「わたしが荷物押さえてるから、大丈夫。
 ゆっくりね。
 そうそう。
 ふふ。
 ほんと、お肉屋さんの倉庫よね。
 世にも珍しい、生きた人肉だけを扱う倉庫。
 あ、足元気をつけて。
 そこから畳になってるわよ。
 あら、お行儀いいのね。
 ちゃんと靴脱いで。
 はい、もう少し引いて。
 ゆっくり。
 よーし、ストップ。
 どうよ?
 ものの見事に位置が合ったわ」


本作品のモデルの掲載原稿は以下にて公開中です。
「川上ゆう」 「結」 「岩城あけみ」

《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は毎週日曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。


放課後の向うがわⅡ-39

「わがままな先生ね。
 わたしは、まぁくんと違って……。
 便利な奴隷じゃありませんの。
 この場を支配するのは、あくまでわたし。
 今日は……。
 徹底的に焦らしの刑」
「いやぁぁぁ」

「あら、泣いちゃった。
 ふふ。
 ほんと、苛め甲斐があるわ。
 どうしたの、山下さん?
 真後ろから、ガン見しちゃって。
 イヤらしいでしょ。
 これが、発情した雌のおまんこよ。
 真冬なら、湯気が立つでしょうね。
 しかし、どうかしら、この下半身のボリューム。

 素晴らしい豚さんだわ。
 真っ白いお肉の、食べごろの雌豚さん。
 そうだ。
 豚さんには……。
 お肉屋さんの貯蔵庫みたいに、ぶら下がってもらいましょうか。
 みんな、いい?
 もう一度、ロープ引っ張って。
 はい、何人か加勢。
 せーの。
 オーエス、オーエス。
 ほら、浮いた浮いた」
「怖いぃ」
「暴れないでよ。
 ロープが切れたら、顔から落ちるんだから。
 そこの人たち、こっち来て。
 机、片付けて。
 宙に浮いちゃった豚さんには、もうベッドは必要ないから。
 どう、川上先生。
 ご気分は?」
「助けて助けて」
「机を外したら、いっそう高く見えるでしょ。
 ちょっとだけ、ぶらーんぶらーん、してみましょうか。
 ほーら」
「ひぃぃ。
 止めてぇぇぇ」

「なんだか、ロープが危なそうだわ。
 ピキピキ鳴ってる。
 先生、落ちちゃうかも?」
「あわわわわ」
「しかし、スゴい格好よ。
 まぁくん呼んで、突っこんでもらいましょうか?
 この格好でセックスした人って、世界で初めてかも。

 バイブでもいいか。
 やってみる?
 どうしたの、山下さん?
 え?
 ロープが、ブチブチ言ってる?
 あ、ほんとだ。
 川上先生!
 危ない!
 あぁっ」

「おぉっと。
 また、妄想にのめり込んじゃってた。
 でも、川上先生良かったわ。
 落っこちたのが、わたしの妄想の中で。
 もし本当だったら、その綺麗なお顔が潰れちゃってたもの。

 ね?
 ふふ。
 ほんとにやってあげようか?
 逆さ吊り。
 ここに、加勢してくれる生徒たちはいないけど……。
 双子のウィンチという、強い味方がいるんだもの。
 どう?」
「岩城先生、ほんとに助けて」
「乳首おっ起てながら、よく言うわ。
 わたしの妄想聞いて、興奮したんでしょ?
 ほんとに、全裸授業、やってみる?
 なんとか言いなさいって。
 乳首、捻ってあげるから。
 ほら」
「ぎぇぇぇ」

「あら、いい声。
 萌えてきちゃうわ。
 あの張り型付けて、突っこみたくなっちゃう。
 さ、言いなさい。
 あの女王さまは、誰なの?」
「知らない。
 ほんとに知らない人なの!」
「まだ言うか。
 じゃ、その声で助けを呼びなさいよ。
 あの女王さまに。
 助けに来てって」
「岩城先生!
 ほんとのことなの」
「あら、理事長。
 お目覚めでしたの?
 じゃ、もう一度だけ、聞いてあげようかしら」

 あけみ先生は、川上先生を突き放すと、理事長の横たわる畳に向き直った。
 ゆっくりと歩み寄っていく。
 わざとお尻を振りながら。
 裸電球の作る陰影が、尻たぶで踊ってた。

「ひとりぼっちにして、ごめんなさいね。
 こんな格好じゃ、オナニーも出来ませんものね。
 それじゃ、最後のチャンスよ。
 あの女王様は、誰なの?
 おっしゃい!」
「知らないって言ってるでしょ!」
「あら。
 そんな口を利くわけ?
 ご自分の立場が、わかってらっしゃらないようね。
 そういう悪い子の乳首は、捻りあげてあげます。
 ぎぅぅぅぅ」
「いぃぃ」

「ほーら。
 どんな偉そうな口利いたって、こうされただけで雌に成りさがる。
 いいんでしょ?
 好きなんでしょ?
 こんなふうに苛められるのが。
 どうなのよ!」
「痛い痛い痛い」
「蝋燭はもっと痛かったでしょうに。
 女王様は、どうしたら来てくれるの?
 電話で呼ぶの?
 わたしがダイヤルしてあげるから、番号言いなさい。
 ほら。
 下も弄ってあげるから。
 ふふ。
 下のお口は、こーんなに正直。
 身動きできなくされて弄られるの、大好きですって言ってるわよ。
 ヤラしい音立てちゃって。
 くちゅくちゅ言ってる。
 いいでしょ?
 ここが、いいんでしょ?」

 理事長は、腹筋を浮き上がらせた。
 尻たぶの窪みが、深い翳を孕む。
 眉根に皺を寄せ、歯を食いしばってる。

「こんなにクリ、おっ起たせて、まだ気取ってるつもり?
 潰してあげるわ」
「あひっ」

 理事長の唇が割れた。
 崩れた表情は、もう快感を隠せてなかった。

「ひぃぃぃぃ。
 あかっ。
 あかかかかか」
「イキそう?
 もうイキそうなの?」

 理事長は、子供みたいにうなずいた。
 泣きそうな顔で、何度も。
 何度も。

「イカせてあげない」

 あけみ先生が、理事長の股間から手を離した。
 虚空に上がった指は、電球の明かりを返して光ってた。

「あぁぁ。
 意地悪しないでぇ」

 理事長は、腰をうねらせた。
 あけみ先生の指を慕うように、腰が持ちあがる。
 あけみ先生は、テラテラと光る指を、唇に含んだ。

「イヤらしい味。
 こんなに濡らして。
 変態」
「もうちょっとなの。
 もうちょっとでイケるから……。
 お願い。
 続けてぇぇ」
「恥知らず。
 弄って欲しかったら、女王さまを呼びなさいって」
「こちらから呼び出すわけじゃないのよ。
 突然、現れるの。
 2人で……。
 ゆうちゃんと2人でいるときに限って」
「今も2人いるじゃないの」
「2人で、愛し合ってるとき」
「愛し合ってる?
 は。
 教育者は、相変わらず綺麗事がお好きね。
 早い話、2人でサカってるときってことね。
 べちょべちょのまんこを、擦り合ってるときでしょ。
 イヤらしい音立てて。
 こんなふうに?」

 あけみ先生の手が、理事長の股間に舞い戻った。

「はぅ」

 あけみ先生の二の腕が、細かく振れ始めた。

「あひぃ」

 理事長の腰がうねり、背中がアーチを作った。

「どう?
 お味はいかが?
 ピアニストの指は、病みつきになるわよ。
 それ、フォルテシモ」

 理事長の首が、自らの股間を覗きこむまで起きあがった。
 眉が、阿修羅像のように吊りあがってた。
 口は、一文字に結んでる。
 眼球が、引きあげられた深海魚みたいに突出した。
 自らの最期を見届けようとしてるようだった。

「ぶぶぶぶぶぶぶ」

 理事長の唇が、アヒルの形に突き出て、ぶるぶると震え始めた。
 唇の端からは、涎が噴きこぼれてる。
 見開いた両目は、あけみ先生の手元を睨んでる。

「がっ」

 張り詰めてた理事長の顔が、突然弾けた。
 爆風が、表情を吹き飛ばしたみたいだった。
 顎が外れたようにぶら下がった。
 口蓋の中で、舌だけが転がり動いてる。
 目は見開いたままだったけど……。
 綺麗な紡錘形の窓の中には、瞳が無かった。
 真っ白な双眸が、自らの股間を睨んでる。

「はがぁ」

 理事長の頭が、大見得を切るように揺れ……。
 そのまま、真後ろに落ちた。

「呆れた女。
 怒った顔してイッちゃったわ。
 イキそうな表情すると、また止められるとでも思ったのかしら。
 浅ましさもここに極まれりって感じだけど……。
 ちょっと可哀想になっちゃうわね。
 さてと。
 ともみさんは、2人一緒のときにだけ現れるって言ってたわよね。
 にわかには信じられないけど。
 でも、せっかく2人揃ってるんだから……。
 試してみる価値はあるわ。
 美里も会いたいでしょ?
 ともみさんに。
 それじゃ、お望みどおり……。
 2人一緒にしてあげましょうか。
 場面転換よ」

 起ちあがったあけみ先生は、理事長に背を向けかけて動きを止めた。
 再び理事長に向き直る。

「脚が、ちょっと鬱血してるみたいね。
 あんまり力入れてイクからよ。
 縄が食いこんじゃってる」

 あけみ先生は、理事長の足元にしゃがみこみ、縄を解き始めた。

「ほーら、楽になった。
 脚、伸ばしてあげましょうね。
 いい子いい子。
 お人形さんみたい。
 壊れたお人形さんだけど。
 目が真っ白で。
 ここで、しばらくおネンネしててね」


本作品のモデルの掲載原稿は以下にて公開中です。
「川上ゆう」 「結」 「岩城あけみ」

《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は毎週日曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。


放課後の向うがわⅡ-38

「ふふ。
 山下さん、どうだった?
 熱かったでしょ?
 これが、発情した雌の性器よ。
 ほら、湯気まで立ててる。
 ヤラシイ……。
 山下さん、もっと顔近づけてごらん。
 メガネが曇るほど近くに。
 匂いを嗅ぐの。
 ラフレシアみたいに、生殖の匂いを噴きあげてるから。
 そうそう」
「あひゃぁ」
「ほほほ。
 顔から突っこんじゃったわね。
 うっかり、後ろ頭押しちゃった。
 まぁ、メガネまでお汁でドロドロ。
 ちょっと、どうしたの。
 まぁ、自分でスカート脱いじゃった。
 あらあら、パンティまで。
 どうしたの?、お尻突き出して。
 弄ってほしいの?
 後ろから弄られながら、川上先生のを舐めたい?
 タイヘンな変態っ子ね。
 じゃぁ、いいわ。
 やってごらん。
 ふふ。
 お尻振って喜んでる。
 じゃ、ほら、川上先生の舐めたげて」
「わひっ。
 わひぃ」




「先生、はしたないですって。
 悦びすぎ。
 じゃ、山下さん。
 触るわよ。
 可愛いお尻。
 伸び盛りの若木って感じね。
 でも、間から覗いてるおまんこは……。
 立派に生殖可能ね。
 どれどれ。
 うわっ、熱い。
 山下さん……。
 こんなの持ってたら、毎日弄らないでいられないでしょうに。
 弄ってるんでしょ?
 ふふ。
 先生と違って素直ね。
 学校でも弄ってる?
 そう。
 どこで?
 おトイレ?
 声が出ちゃうでしょうに。
 パンティ咥えてるの?
 可哀想に。
 それじゃ、今日は……。
 みんなの前で、存分に弄ってあげる。
 どう?
 こら、顔離しちゃダメよ。
 ちゃんと、川上先生の舐めて。
 聞いてないわね。
 って、もう佳境なの?
 困った子ね。
 じゃ、イキなさい。
 ほら。
 ほらほらほらほら。
 うわわ」

「潮まで噴いた。
 ちょっと、大丈夫?
 床にひっくり返っちゃったわ。
 スゴい格好ね。
 大股開きでイッちゃった。
 白目まで剥いて……。
 まだヒクヒクしてる。
 床までビショビショ。
 とんだクラス委員だわ。
 明日からは、クラス奴隷に格下げね。
 そこの2人、この人、退かせてくれる?
 足持って引きずればいいのよ。
 そうそう。

 さて、みなさん。
 授業を続けますね。
 川上先生も、お待ちかねでしょ?
 生殺しよね?
 それじゃ、始めましょう。
 スイッチ、オン。
 川上先生、行きますよ。
 それ」
「ぎぃ」
「あら、強かった?
 それじゃ、このくらいかな?
 どう?」
「はぅぅ」




「いいでしょ?」
「……」
「まぁ、悪い子ね。
 人に気持よくしてもらってるのに……。
 お礼の言葉も言えないの?
 そういう子には、一番の罰を与えてあげるわ。
 はい、中断。
 どう?
 切ないでしょ?
 究極のお預けね。
 あら、どうしたの?」
「お、お願い……」
「だから、何?」
「続けて」
「何を?」
「バイブを」
「文法がなってませんわ」
「バイブを、……入れて」
「どこに?」
「お願い……」




「ふふ。
 そんな切なそうな顔して。
 男だったら、何でも言うこと聞いてくれるでしょうね。
 みなさん、ご覧なさい。
 これが、性欲を剥きだした女の顔よ。
 ほら、おまんこまでドロドロ。
 下の口の方が、正直そう。
 聞いてみましょうか。
 アワビちゃん、言ってごらん。
 どうしてほしいの?」

「入れて……」
「あら。
 上の口がしゃべったわ。
 何を?」
「バイブを……」
「どこに?」
「あの……。
 あそこに」
「そんな指示代名詞じゃわかりません」
「女性器に……」
「まぁ。
 この期におよんで、まだそんな綺麗事言って。
 あなたのここには……。
 そんな気取った名称は、お似合いにならなくてよ。
 お汁零しながら、呆れた女ね。
 言えないんなら、ずっとおあずけだから」
「うぅ。
 入れてぇ」
「どこに?」
「おまんこ……」
「聞こえない」
「おまんこ。
 ゆうのおまんこ。
 おまんこに……。
 バイブ、入れてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」




「まぁ。
 はしたない。
 彼の前でも、そんなこと言ってるのかしら?」
「お願いします、お願いします」
「恥知らず。
 教え子の前なのよ。
 明日から、どんな顔して教壇に立つつもり?
 あ、そうか。
 明日からは、この格好で授業すればいいのね。
 裸の女教師。
 あなたには、一番それがお似合いだわ」
「うぅぅ」




「今さら泣いたって、遅いわよ。
 あら、山下さん、もう復活したの?
 え?
 川上先生が可哀想?
 そうかー。
 オナニー狂のあなたには、先生の辛さが身に沁みてわかるってわけね。
 じゃ、あなたが触ってあげなさい。
 こうなったとき、自分が一番触りたいとこ。
 わかるでしょ。
 指伸ばして。
 そうそう。
 そこ、何て云うか知ってる?
 クリトリス?
 そうね。
 でも、これも綺麗すぎる言い回しね。
 今の川上先生には、似合わない。
 和名の方がふさわしいわ。
 ここはね、陰核って云うの。
 “核”ってのは、物事の中心って意味よ。
 核心とか云うでしょ。
 つまりここは……。
 陰に隠れてる、女体の中心ってことなの。
 じゃ、指先で触ってあげて。
 ほら、スイッチオン」

「あふぅ」




「ほほ。
 敏感だこと。
 ちょっと触っただけで、そんな顔して。
 彼も楽しくてしょうがないでしょうね。
 でも、そんな顔されたら、入れる前に出しちゃいそう。
 彼に言ってるとおりに、おねだりしてごらん。
 ほら、毎晩言ってるんでしょ。
 どんなこと言って、お願いしてるの?」
「入れて……。
 ゆうのおまんこに……。
 まぁくんの、熱っつい肉棒を突き刺して。
 早くぅ」




「呆れた女。
 一人で世界に入っちゃったわ。
 目が飛んでる。
 ほら、まぁくんが被さって来たわよ」
「いやいや。
 正常位は、最後がいい。
 最後の最後、骨が折れるほどに抱きしめて……。
 いっぱい、いっぱい、出してほしいの。
 わたしの中に」
「わがままね」
「だから……。
 最初は、バックがいい。
 獣みたいに、ゆうのお尻から犯して」
「その後で正常位?
 まぁくん、そんなに持たないと思うけど」
「2回出してもいいの」
「呆れた。
 毎晩そんなことさせたら、まぁくん、腎虚になっちゃうわよ」
「付き合い始めたころ……。
 わたしも心配したの。
 だって、1日に5回くらい出すんですもの。
 でも、大丈夫なんだって。
 小学生のころから、オナニーで鍛えてて……。
 中学3年のときには、1日15回出したことがあるって」
「変態カップルだわ」
「だから……。
 いつもみたいに、後ろから犯して」
「案外わがままね。
 ま、いいわ。
 裏返しになりなさい。
 って……。
 脚を括られてたら難しいか。
 みなさん、手伝って。
 ほら恥ずかしがってないで。
 川上先生を、裏返すわよ。
 持ち上げてね。
 せーの。
 よいしょ。
 ちょっと、どうしたの。
 潰れちゃって。
 お尻、上げなさいよ」

「脚が……」
「うーん。
 立膝も難しいか。
 あ、そうだ。
 山下さん、ロープ持ってきて。
 束で。
 よしよし。
 そしたら、それを、天井の梁に投げあげて。
 ダメ?
 届かない?
 ロープの先に、重りを付ければいいのよ。
 何か結びつけて。
 何か無い?
 内履きがあるじゃないの。
 甲バンドに結べばいいでしょ。
 そうそう。
 あ、そしたら、投げるのは西村さんね。
 ソフトボール部でしょ。
 それ!
 うまいうまい。
 もう2本くらい投げて。

 さてと……。
 それじゃ、この縄を束ねて……。
 川上先生の腰に結ぶ。
 そしたらみなさん、力を貸してちょうだい。
 そっちのロープ、みんなで引くのよ。
 川上先生を吊り上げるの。
 せーの。
 オーエス、オーエス。
 ほら、上がった。




 川上先生、いかが?
 角度、いい具合?
 こちら、丸見えですわよ」




「あぁぁ。
 見られてる。
 見られてるのね」
「肛門まで濡らして……。
 いやらしい。
 仰向けのときから、垂らしてたのね」
「もっと見て」
「じゃ、みなさんで、真後ろから見てあげましょう。
 あ、縄持ってる人は、そのままね。
 ほら、スゴーい」
「あぁ。
 見られてる。
 お尻の穴まで」




「乳首、こんなにおっ起てちゃって。
 イヤらしい」
「犯して……。
 後ろから犯して」



本作品のモデルの掲載原稿は以下にて公開中です。
「川上ゆう」 「結」 「岩城あけみ」

《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は毎週日曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。


放課後の向うがわⅡ-37

「あまりにも動物すぎる先生を、植物に変えてさしあげました。
 足の指は根となって、地中深く広がってます。
 先生は、この教室に生える一本の樹木。
 保健の授業の標本として、身を捧げてください」
「た、助けてください。
 でも、こんな目に遭いながら……。
 どうしてボクのちんぽは、こんなに張り詰めてるんだ?
 しかも、どうしてこんなに、突きあげるほどのマグマを感じてるんだ?
 あぁ、出したい」
「樹木となった先生は、床下から精液を汲みあげてるんです。
 その量は、まさに無限大。
 小さな玉袋しかない一般人とは、比べ物になりませんわ。
 先生は、世にも珍しい射精木となりましたのよ。
 さ、みなさん集まって。
 さっき、よく見れなかった人もいたでしょ?
 もう一度、男性の射精を見てみましょう。
 先生、出していいですよ」
「そんな!
 蛇口じゃないんですから。
 射精は、もっとメンタルなものなんです」
「贅沢ですわね。
 ご自分で擦ればいいじゃありませんか」
「この手じゃ、できませんよ」
「あらま。
 手の指が、みんな枝になっちゃって。
 不便ですわね。
 それじゃ、オデンしか食べれませんわ」
「下らん冗談は止めてください。
 興奮しっぱなしなのに、触れないなんて……。
 生殺しです。
 なんとかしてください」
「まぁ。
 わたしに擦れとおっしゃるの?」
「もちろん、口でもいいです」
「よけいに贅沢ですわ。
 口の中に出されたら、肝心の瞬間が見えないじゃありませんか。
 そうだ、みなさん。
 いい機会だから、触ってご覧なさい。
 ほら、怖がってないで、集まって。
 どう?
 男性器がこんなになってるの、初めて見る?
 そうよねぇ。
 小さいころには、お父さんやお兄さんとお風呂に入ってたろうけど……。
 おちんちんは起ててなかったわよね。
 え?
 山下さんは、見たことあるの?
 弟の?
 一緒にお風呂入ってたら、唐辛子みたいなのおっ起てた?
 ませた子ね。
 まさか、ヤラせてないでしょうね?
 そう。
 良かったわ。
 射精するところも見たの?
 はは。
 毛も生えてないころだもんね。
 まだ、出ないか。
 じゃ、さっきは驚いたでしょ。
 もう一度見たい?
 じゃ、こっち来て、握ってご覧なさい」

「岩城先生!
 それはマズいです。
 仮にも、教師と教え子ですよ」
「素っ裸で教室入って来ておきながら、今さらそれは無いんじゃないですか」
「一線は画すべきです。
 直接的な接触は、次元が別です」
「妙な理屈ですこと。
 いいんですのよ。
 先生はもう、人じゃないんですから。
 射精木という木の精。
 だからもう、先生じゃないの」
「ということは、教師と教え子ではないと?
 そうですか。
 それでは、話が別だ。
 山下くん、ぜひ触ってくれたまえ」
「現金すぎですわ。
 ほら、山下さん。
 近くに寄って。
 触ってご覧なさい。
 そうそう。
 弟のより、ずっと太いでしょ?」
「わひぃ。
 出そうです。
 女子高生に触られてると思っただけで、イッてしまいそうです」
「まだです!
 気を紛らわせてください。
 木の精なんですから、“気のせい”だって」
「それは洒落ですか?
 おかげで、少し萎えました」
「山下さん、握ってごらんなさい。
 そしたら、そのままスライドさせて」
「痛い痛い」
「やさしくね。
 皮を愛しむように。
 そうそう。
 うまいわ」
「うっ。
 突然テクが上がりました。
 あぁ。
 この見下ろす光景、あまりにも扇情的です。
 黒縁メガネの真面目な女子高生が、ボクのちんちんをしごいてる。
 うっ。
 発射秒読みです。
 山下くん、咥えてくれないか。
 ちんちんを口に入れるんだよ。
 いつか彼氏ができたら、必ずやらなきゃならないことだから。
 は、早く」

「悪乗りがすぎますわ。
 そういう人は……。
 指し棒で肛門を突いてあげます。
 えい!」
「あぎゃ」
「あ、出した。
 山下さん、よけられなかったわね。
 顔面直撃。
 メガネが真っ白よ。
 まだ出してる。
 この先生、異常体質だわ。
 どう?
 臭い?
 でも、めちゃめちゃ興奮する臭いでしょ?
 まぁ。
 顔に塗りたくっちゃって。
 あなた、変態の素質があるわ。
 我慢出来ないの?
 ダメよ、その手で触っちゃ。
 妊娠しちゃうから。
 この先生の子なんて、どんな変態になるかわからないわよ。
 手、舐めちゃいなさい。
 一匹残らず、精虫を舐め取るの。
 そうそう。
 えずくほど指突っこまなくてもいいわよ。
 変態ねぇ。

 さ、みなさん。
 すっかり邪魔が入っちゃいましたね。
 川上先生がお待ちかねです。
 こっち集まって。
 え?
 日本史の先生が変?
 あらー、ほんとだ。
 枯れちゃったみたいね。
 ひょっとすると、一生に一度生殖すると、枯れる種類だったのかしら?
 無駄弾撃って枯れるなんて、哀れよねぇ。
 さ、そんなのは放っといて、授業を続けますよ」

 川上先生は、さっきまでと同じ、まな板の鯉。
 再び生徒たちに取り囲まれ、怯えた視線を泳がせてる。




「川上先生。
 お待ちどうさまでした。
 お待ちかねよね。
 乳首吸ってあげるなんていいながら……。
 放っぱってたんだもの。
 それじゃ、さっそく始めましょうかね。
 本日の授業のメインテーマは、“神様からの贈り物”。
 意味わかる?
 神様は、種を残す営みに対し、ご褒美をくださるのよ。
 それが、快感です。
 もし、セックスに快感が無かったら……。
 誰もしないわよね。
 種はたちまち途絶えてしまう。
 なので、その営みを奨励するために、快感が賦与されたというわけ。
 だから、性感を得ることは、決して恥ずかしいことじゃありません。
 むしろ、神の寿ぎを、全身で受け取るべきなのです。
 さて今日は、この川上先生にご協力いただいて……。
 神の恵みを、みなさんに目の当たりにしてもらいます」

「山下さん。
 教卓の引き出し、見てちょうだい。
 そうそう。
 入ってるでしょ?
 ピンク色のやつ。
 それそれ。
 持ってきて。

 はい、みなさん。
 これは何でしょう?
 ふふ。
 みなさんの顔を見れば……。
 何かわからないって人は、いないようね。
 素直でよろしい。
 この情報社会にありながら、これが何かわからないなんて顔したら……。
 とんだカマトトだもんね。
 みなさんのご想像どおり、これはバイブという性具です。
 女性のおまんこに突っこんで、快感を与えるための道具。
 でも、みなさんはまだ、使っちゃダメよ。
 処女膜が破れちゃいますからね。

 さて、前置きはこのくらいにしましょう。
 川上先生、すっかりお待ちかねみたいだから。
 今日はこのバイブを使って……。
 神の恵みである性感がどれほどのものか、みなさんに観察してもらいます。
 じゃ、川上先生。
 お股、開いてくださる?
 そんなに行儀よく脚揃えてたら、入らないでしょ。
 開いてちょうだいって。
 まぁ、この期に及んで素直じゃないわね。
 でも、それもそうよね。
 生徒たちを前にして、自分から股を開くってのは、恥ずかしいわよね。

 山下さん。
 何度も使って悪いんだけど、さっきの引き出しから、ロープ持ってきて。
 そうそう、束ごとでいいわよ。

 さて、それじゃ、お行儀のいい脚を折りたたんで……。
 括っちゃいましょう。
 どう?
 この手際。
 上手いもんでしょ。
 SMショーとかでは、お客を舞台に上げて、モデルを縛らせたりするんだけど……。
 たとえヘタクソでも、必ず、「日通にお勤めですか」とか言われるのよ。
 はは。
 これはホントの余談ね。
 さて、わたしのロープパフォーマンスは……。
 冗談抜きで本物よ。
 ほら、出来ました。
 あっという間に、ロースハム。
 どう、このボリューム?」

 折り畳まれた川上先生の脚は、腿と脛がくっつき合ってる。
 立ち姿ではスラリと伸びてた脚は、無残にひしゃげ、醜いほどの太さを晒してた。




「子豚ちゃんみたい。
 ほんとに、食べちゃいたい。
 みなさん。
 どうです?
 無防備に股間を曝した女って、愛しいでしょ?
 さ、こっちに回って。
 みんなで、おまんこ、ガン見してあげましょう。

 ほらスゴい。
 これが、生殖の準備が出来た、雌の性器よ。
 アワビのように潮吹いて、動いてるでしょ。
 お毛々が濡れて、海藻みたいに貼り付いてる。
 誰か、弄ってあげて。
 川上先生、誰がいいです?
 まぁ、首なんて振っちゃって。
 こんな生殖器剥き出しておいて、いまさらそれはないんじゃないの?
 乳首だって、ほら、ビンビン。
 そういう悪い子の乳首は……。
 指し棒で突いてあげます。
 ツン!
 ほら、仰け反った。
 すごい反応。
 おまんこが、泡噴いてるわよ。




 ほら、誰か立候補して。
 先生、お待ちかねなんだから。
 あら、山下さん。
 やってみる?
 さすがクラス委員、手を上げることには慣れてるわね。
 じゃ、ここに来て、しゃがんで。
 どう?
 こういう位置を、かぶりつきって云うのよ。
 スゴいでしょ。
 触ってごらんなさい。
 熱湯かけたみたいに熱いから、驚かないでね。
 そうそう。
 ほら」
「わひぃ」
「まぁ、はしたない声。
 川上先生。
 彼氏の前じゃないんだからさ。
 生徒にそんな声聞かせて、恥ずかしいと思わないの?」



本作品のモデルの掲載原稿は以下にて公開中です。
「川上ゆう」 「結」 「岩城あけみ」

《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は毎週日曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。