放課後のむこうがわ 13

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放課後のむこうがわ 13

「アシスタントさん。
 あなたの格好も、かなりイケてるわよ。
 下半身丸出しで、カメラ構えてるとこ。
 タンポンのヒモ、ぶら下げてさ。
 あなたの後ろにも、カメラマンが欲しいわね」

 背中に視線を感じた。
 もちろん、誰もいるわけないんだけど。
 レーザーみたいな視線が、裸のお尻を灼き上げるのを感じた。
 わたしは、思わず尻たぶを絞った。

「ちょっと。
 なに、お尻ひくひくさせてるの。
 ヤラしい子ね。
 ほんとに、筋金入りの変態だわ。
 しっかりカメラ構えてちょうだいよ。
 お尻ひくひくさせたら、ブレちゃうんだから」

 わたしは懸命にカメラを支え、シャッターを切った。

「さぁ、あけみ。
 上るのよ。
 これがあなたの、お姫さま階段」

 ともみちゃんは起ちあがると、手に持ったロープを吊りあげた。

「あぁぁぁ」

 悲鳴を噴き零しながら、あけみちゃんのお尻が持ち上がった。
 太腿までがくがくと震わせながら、両膝が伸び……。
 踵が浮き上がった。

「ほら、ちゃんと歩んで」

 ともみさんは、後ろ向きのまま、階段を登り始めた。
 あけみちゃんのお尻の割れ目には、ロープが深々と喰いこんだ。
 お尻の肉に隠れて、ロープが見えないほどだった。
 おそらく前の方は、もっと喰いこんでたはず。
 おまんこがひしゃげるくらいにね。

「はい!
 あんよはじょうず」

 尻たぶを震わせながら、あけみちゃんが階段を登り始めた。
 太腿が摺り合うほどの内股で、懸命に上体を支えてる。
 上は、紺の制服を着たまま。
 膝から下は、紺のストッキング。
 上下の紺に挟まれた下半身だけが、剥き出しの肌色。
 そこだけ、別の生き物のように見えた。

「あけみ。
 こっち見ちゃダメだって。
 カメラは下にあるのよ。
 顔をカメラに見せて」

 顔を横に倒したはずみに、あけみちゃんがバランスを崩した。
 膝が落ちた。
 長い髪の先が、階段を掃く。

「気をつけてよ。
 両手縛ってあるんだから、落ちたらタダじゃ済まないからね」

 あけみちゃんは、膝を震わせながら起ちあがった。
 顔を横に倒し、斜め後ろを見ながら、懸命に階段を上ってく。

「ほら、カメラ!」

 ともみさんの叱責に、慌ててカメラを構え直した。
 シャッターを切りながら、わたしも階段を上っていく。
 あけみちゃんの内腿が、窓からの光を返してた。
 濡れてるのよ。
 ナメクジが這ったような筋が、膝下のストッキングまでネラネラと続いてた。

「ほら、もう一息」

 ともみさんは、踊り場まで上がってた。
 大きな窓のある踊り場だった。
 細い窓桟で区切られたガラスが、天井近くまで聳えてる。
 踊り場の縁に立つともみさんは、窓からの光を背中に浴びてた。
 逆光のシルエットは、まるで黒い陽炎みたいに見えた。
 輪郭線が、ハレーションを起こしたみたいに揺れてるの。

「どうしたの?」

 あけみちゃんの足が、止まってた。
 背中が大きく波打ってる。

「もう少しじゃない。
 顔、こっち向けていいから」

 あけみちゃんが、ともみさんを振り仰いだ。

「おいで」

 ロープを握ったともみさんの手が、スカートの裾を掴んだ。
 上体を煽らせると同時に、両手を大きく開いた。
 スカートが、扇のように広がった。
 そこには、無毛の股間が開いてるはず……。
 でも、真っ暗なシルエットの中は、何も見えない。
 まるで、黒い鳥が羽を拡げたみたいだった。
 シルエットの暗がりには、無数の星が瞬いてるようにさえ見えた。

 あけみちゃんは、その暗がりを目指して上ってく。
 片膝が階段に落ちた。
 ふくら脛が震えてる。
 踏ん張った靴裏が、段の縁を滑った。

「あっ」

 あけみちゃんは、大きくバランスを崩した。
 ともみさんは、とっさにロープを引っ張った。
 もちろん、あけみちゃんが転がり落ちないようにだろうけど……。
 でもそれは、股間のロープを激しく引き絞ることになった。
 下から見上げるお尻に、ロープは見えなかった。
 割れ目に深く食いこんで、お尻の膨らみに埋もれちゃったんだね。
 もちろん、前は、もっと強く絞られてたはず。
 陰唇を2つに割り裂いたロープは……。
 おそらく、陰核を潰してた。

「か。
 あかかか」

 あけみちゃんは階段に突っ伏して、激しくお尻を痙攣させた。
 躍動する尻たぶに、陽の光が踊ってた。

「失敗失敗。
 もっと焦らしてやろうと思ってたのに……。
 うっかり、イカせちゃったよ。
 でも……。
 ほんとヤラしい顔してる。
 アシスタントさん。
 ちょっと来てごらん」

 ともみさんに促され、わたしは階段を駆けあがった。
 あけみちゃんの横顔を覗きこむ。
 頬を階段に摺りつけながら、まだ顔はびくびくと動いてた。
 でも……。
 見開いた目蓋の中に、瞳は無かった。
 真っ白い眼球が、虚空を見つめてる。
 アヒルみたいに開いた口からは、泡が噴き零れてた。

「気持よさそうでしょ?
 ほんとに気持よさそうにイクのよ、この子。
 憎らしいくらい」

 あけみちゃんの全身から、ようやく痙攣が収まった。
 口元を噴き零れた泡が、階段の縁から垂れてた。

「こら、あけみ。
 起きなさい」

 ともみさんがロープを引いても、あけみちゃんに反応は無かった。
 背中に回った両手が、ロープに引かれて動くだけ。

「完全に向こうの世界ね。
 引き戻してやる」

 ともみさんはロープを投げ出すと、再びスカートの裾を持ち上げた。
 裾をまとめて、胸前にたくし上げる。
 無毛の下腹部を隠すものは、何も無かった。
 血管が透けそうなほど、真っ白なお腹だった。
 なだらかな腹部の裾野は、恥丘でわずかに隆起してた。
 性器は下を向いてて、ほとんど見えない。
 キスを求める唇みたいに開いた襞が、微かに覗いてた。

「素直に起きない子には……。
 お仕置きしなくちゃね」

 ともみさんはスカートをたくし上げたまま、階段に腰を下ろした。
 腰を進めながら、あけみちゃんの髪を握り、頭を持ち上げる。
 そのまま、あけみちゃんの顔が横たわってた段に、お尻を割りこませた。

第十四話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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放課後のむこうがわ 12

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放課後のむこうがわ 12

 目を覚ましたときは、同じ格好だった。
 床に大の字。
 置いてかれたかと思って、慌てて上体だけ起こした。
 2人の姿は、まだ階段にあった。
 でも2人は、さっきの格好じゃなかった。

「アシスタントさん、お目覚めのようね。
 お尻にタンポン突っこんでイッちゃうなんて……。
 筋金入りの変態ちゃんよね。
 負けそうだわ」

 ともみさんは、階段の中段あたりに座ってた。
 足を一段下に置いて、下の方を向く姿勢だね。
 ともみさんの頭は、階段の手摺からわずかに見えるくらいだったけど……。
 手摺は、並んだ柱が支えるタイプだったから、向こう側が見えるの。
 あんな手摺だと、下からスカートの中が覗かれそうだけど……。
 女子高だから、関係ないのかな?

 あけみちゃん?
 もちろん、あけみちゃんもいたよ。
 ともみさんの脚元。
 ともみさんが座ってる段から、3段下に足を置いてた。
 しゃがんだ姿勢でね。
 身体は階段上、つまり、ともみさんの方を向いてた。
 あけみちゃんは、さっきと同じ姿。
 制服の上着に回った縄も、そのまま。
 下半身は、すっぽんぽん。
 背中で縛られた両手が、苦しそうに動いてた。

 ともみさんは、またスカートを穿いてた。
 タータンチェックの裾が、両膝を隠してる。
 でも、靴先は、踏み段に開いて置いてた。
 見上げるあけみちゃんには、ともみさんの股間が見えてたはず。
 ショーツを穿いてない、無毛の股間が。

 で、ともみさんはロープを握ってたの。
 ロープの先は、あけみちゃんの股間に吸いこまれてるように見えた。

「アシスタントさん。
 いい加減、起きてくれる?
 あ、タンポンはそのままよ。
 ヒモぶら下げたまま、こっち来てちょうだい」

 わたしは言われたとおり、タンポンを下げたまま、階段下に身を移した。
 2人を繋ぐロープが、どういうふうになってるか、ようやくわかった。
 あけみちゃんを後ろ手に縛ったロープが、さらに真下に伸び……。
 お尻の割れ目に渡ってるの。
 Tバックみたいね。
 前に回ったロープが階段上まで伸びて……。
 その先は、ともみさんの手の中。

 案の定、下から見上げると、ともみさんの股間は丸見えだった。
 スカートの裾が、暗がりをつくってたけど……。
 ふっくらした大陰唇の赤みまで、よく見えた。
 あけみちゃんの顔は、そこを向いたまま動かない。
 凝視してるのよ。

「ふふ。
 あけみの視線、すっごく熱い。
 わたしの中からも、熱いのが染みだしてくるよ。
 封蝋が溶けるみたいに、ぱっくり開いちゃうかも。
 中まで見たい?」

 あけみちゃんの髪が揺れた。
 懸命にうなずいてる。

「じゃ、もうちょっと上まで、あがってらっしゃい。
 わたしが、手伝ってあげるから」

 そう言ってともみさんは、手に持ったロープを顔の上まで引き上げた。

「あぁっ」

 悲鳴のような声をあげて、あけみちゃんは首をうねらせた。
 踏み段に置いた足が、がくがくと震えた。

「どうしたの?
 ほら、引っ張ってあげるから……。
 登ってらっしゃい」

 ともみさんは、ロープを小刻みに引いた。
 あけみちゃんのお尻の割れ目に、ロープが喰いこむ。
 もちろん、お尻以上に、おまんこの割れ目に喰いこんでるはず。
 ロープに繋がる後ろ手が、びくびくと引き下ろされる。
 両手の平が、虚空を掴むように藻掻いてる。

「はぅぅっ。
 そ、そんなにしたら……。
 イッちゃう、イッちゃうぅ」
「あぶないあぶない」

 ともみさんは、大きくロープを緩めた。
 お尻の割れ目を離れたロープが、階段まで垂れた。
 ロープからは水飴のような糸が伸びて、あけみちゃんの股間まで繋いでる。
 階段に蟠るロープは、色を変えてた。

「そんな格好でイッたら、転げ落ちちゃうもんね」

 ロープの戒めを解かれた肛門が、瀕死の生き物みたいに、ひくひくと動いてた。

「アシスタントさん。
 ぼーっとしてないで、そこのカメラ持って。
 下から撮ってちょうだい。
 あけみの、ヤラしいお尻」

 わたしは、鞄に置かれたポラロイドカメラを取り上げた。

「ほら、あけみ。
 お願いして。
 撮ってくださいって」
「と、撮ってください……」
「顔見せなきゃだめでしょ。
 後ろ向いて」

 あけみちゃんは、懸命に顔を横向けた。
 クロールの泳者が、息継ぎするみたいだった。

「おっと。
 このままじゃ発禁だわ」

 ともみさんが、再びロープを引き絞った。
 ロープが割れ目に張りつき、肛門が隠れた。
 尻たぶに、引き吊るような痙攣が走った。

「ほら、撮って」

 わたしは慌ててカメラを構え、シャッターを切った。

第十三話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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放課後のむこうがわ 11

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放課後のむこうがわ 11

 あけみちゃんの視線は、お尻の裏側を貫いてた。
 わたしからは見えなかったけど……。
 あけみちゃんは、ともみさんの性器を凝視してたんだろうね。

「ちんちんなんか無くたって……。
 犯せるんだからね。
 両脚上げて」

 あけみちゃんの太腿にはロープが掛かってた。
 ロープの端は階段柱に結ばれ、ピンと張ってる。
 でもそれは、階段下の床に足を着けて……。
 太腿を内側に絞ってたから。
 あけみちゃんの足裏が、床を離陸すると……。
 ロープは緩んだ。

「ふふ。
 凄い格好。
 相変わらず、柔らかいわね。
 でも、もーっと開いて」

 ともみさんは、あけみちゃんの太腿に掛かったロープを、膝までずらした。
 ロープはさらに緩んだ。
 ともみさんは、あけみちゃんの膝裏に両手をあて、ぐっと押しつけた。
 両脚が最大限に開き、靴の裏が天井を指した。

「ひぃぃぃぃぃ」

 あけみちゃんの口から、笛の音のような声が漏れ出した。
 ともみさんを真っ直ぐに見上げてる。
 大きな瞳が、ドクドクと鼓動してた。

「どうしてほしいの?」

 ともみさんは、狩り捕った獲物を嬲るように、あけみちゃんの視線を絡め取った。
 あけみちゃんを視線で舐めあげながら、ゆっくりと階段を上がる。
 あけみちゃんのお尻が載ってる2段目に、ともみさんの足裏が乗った。
 あけみちゃんは2つに折りたたまれ、靴の踵が頭上を蹴りあげてた。

 ともみさんは、ゆっくりと腰をおろし、和式便器を使う姿勢をとった。
 上からのしかかるお尻と、下から迎えるお尻。
 白い臀部が、相似形に向かい合ってた。

「どうしてほしいか、自分で言いなさい」

 あけみちゃんの肛門が、ヒクヒクと動いた。
 しゃくりあげてるようだった。

「パンパン、して」
「よく言えました。
 じゃあ……。
 アシスタントさんに見てもらおうね。
 わたしたちが、パンパンするとこ」

 ともみちゃんが振り向き、わたしに視線を投げ下ろした。
 あけみちゃんも顔を倒し、わたしを見た。
 わたしは両脚を抱え直し、肛門を突きあげて視線を迎えた。

「アシスタントさんも、もう堪らないみたいね。
 でも、これ見たら……。
 もっと堪らなくなるわよ」

 ともみさんが、視線を真下に戻した。
 あけみちゃんの視線が、それに重なる。

「パンパンして……。
 して……。
 してぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 あけみちゃんが叫び終わらないうちに、ともみさんのお尻が振り上がり……。
 振り下ろされた。

 パン!

 湿った肉音が立った。
 ともみさんの股間が、あけみちゃんの股間を打ったのだ。
 あるいは、2人のお尻が打ち合う音だったかも知れない。
 でもわたしには、2つの性器が叩き合った音に聞こえた。

 ともみさんが、再び尻を振り上げた。
 肛門が宙に曝され、尻のあわいからは性器が覗いてた。
 振り下ろされる。

 パン!

 さらに高らかな肉音が響いた。
 あけみちゃんの瞳がさらに膨らみ、頬肉が震えた。
 あけみちゃんの表情で、2人が何をしているのか、ようやくわかった。
 2人は、クリ……。
 ていうか、ともみさん流に言えば、陰核ね。
 その陰核を、打ちつけあってるんだって。
 2人の恥骨に挟まれて、陰核は互いに潰し合ってたんだ。
 こんな形の行為があるなんて、思いもしなかった。
 でも、間違いなく性行為だよね。

「はぅっ」

 ともみさんが、強い息を吐いた。
 打ち下ろす尻に、スピードが加わった。
 お尻の上がる角度は少し下がったけど、その分インターバルは短くなった。

「いぃ!
 ともみちゃん、いぃ!」
「いいの?
 そんなにいいの?」
「いぃっ。
 いぃっ」
「そんなら、もっとよくしてあげるね」

 ともみさんのお尻が止まった。
 足の位置を微妙に踏み直すと、再び尻が上がった。
 2人の股間を、水飴みたいな液体が繋いでた。
 窓からの光を返して、キラリと光ったように見えた。
 でも、それも一瞬。

「はっ」

 ともみさんの気合と共に、再び尻が振り下ろされた。

 パーン。

「あけみ、行くよぉ」
「来て、来て!
 来てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「はぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

 咆哮と共に、ともみさんのスロットルが開け放たれた。

 パンパンパンパンパンパンパンパンパン。

 ともみさんのお尻から、輪郭線が消えてた。
 白いお尻が、残像の軌跡の中で霞んでる。
 あけみちゃんが持ち上げた脚の先では、通学靴が小刻みなステップを踏んでた。
 ともみさんの汗が、あけみちゃんの顔に散りかかる。
 あけみちゃんは頭をうねらせながら、ともみさんの汗を浴びてた。

「あ、け、み、ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」

 まるで2人は、止まることを忘れた自動人形のようだった。
 このまま壊れるまで動き続けるだろう。
 でも、それを見届けることは出来そうもなかった。
 わたしの方が、限界だったから。
 ともみさんの命令に背き、指が動いた。
 陰毛の上に乗るタンポンを摘まみあげた。
 切っ先を下向け、狙いを定める。
 一気に突っこんだ。

「わひゃっ」

 全身で跳ね上がった。
 両脚が、カエルのおもちゃみたいに伸びてた。

 わたしが突っこんだのは、お尻の穴。
 ともみさんに入れてほしかったのも、そこなんだ。
 お尻にタンポン詰めて、締めつけながらクリ弄ると、すぐにイッちゃうよ。
 やったことない?
 でも、そのときは、クリを触る余裕もなかった。
 お尻に入れただけで、イッちゃったからね。
 壊れた人形は、わたしの方だった。
 手足が床に投げ出される音を聞きながら……。
 わたしの意識は遠のいってった。

第十二話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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放課後のむこうがわ 10

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「ダメー。
 まだイカせてあげない。
 そうだ。
 この写真、アシスタントさんにも見てもらわなきゃ」

 ともみさんが、写真を翳しながら近づいてきた。

「ちょっと、アシスタントさん。
 ずっとそのままの恰好なの?
 縛られても無いのに。
 こちらも、とんだド変態ちゃんだね。
 ほら。
 どう?
 あけみの晴れ姿。
 綺麗でしょ」

 ほんとに綺麗だった。
 でも、綺麗なだけに……。
 脚の付け根は対照的だった。
 ヒダヒダが捲れて、ピンク色の中身まで見えてた。

「うわ、凄い。
 今、溢れたよ。
 ゴボッて。
 お尻まで垂れてる。
 悪い子ですねー。
 そうだ!
 お仕置き、忘れてた!」

 ともみさんは身を翻した。
 わざとだろうけど、思い切り身体を回したから……。
 スカートが舞い上がった。
 引き締まったお尻が、尾てい骨まで見えた。

 ともみさんは、あけみちゃんの脚元まで戻るとしゃがみこみ……。
 すぐにわたしの元に取って返した。

「これこれ。
 そもそも、これを出そうとしてたんだよ」

 手に持ってたのは、タンポンだった。
 ともみさんは、剥がしたセロファンをスカートのポケットに入れた。
 床に捨てなかったのを見て、躾のいい学校なんだなんて、ピント外れなこと思ってた。

 ともみさんは、タンポンのヒモを持ってぶら下げた。
 タンポンは、指先を支点にして、くるくると回り出した。
 人工衛星のおもちゃみたい。

「どこに入れてあげようかな?」

 わたしは目で訴えた。

「そんな目をしてもダメー。
 ちゃーんと声に出さないと、わかりません。
 ひょっとして、鼻の穴?」

 懸命にかぶりを振った。

「それじゃ、どこかなー?」

 そう言いながら、ともみさんは、わたしの脚元にしゃがみこんだ。
 スカートの裾が、緞帳のように床を掃いていた。
 その幕前には、真っ白く尖ったお尻。
 そして……。
 無毛の股間が開いてた。
 まさしくそこは、開いてたの。
 ヒダヒダが捲れて、おしっこの穴まで見えた。
 もちろん、洞穴みたいな膣口も。
 ともみさんは、そこをヒクヒクと動かしてみせた。

「こんな格好してると、うんこ出そうだわ。
 そうそう。
 アシスタントさんは、この校舎のトイレ、使ったことある?
 無いの?
 一度使ってごらん。
 トイレ……。
 っていうか、あれは“お便所”だね。
 臭いの。
 長年、この校舎を使ってきた女子高生たちの……。
 おしっことおりものの臭いが、染みついてるんだろうね。
 いくらお掃除しても、消えないんだよ。
 もう、あの臭いに包まれただけで、気が変になる。
 臭いトイレって、どうしてあんなに興奮するんだろ。
 オナニーしないでいられないのよ。
 あぁ。
 想像したら、ますますヘンな気分になってきた」

 ともみさんは、腰をうねらせた。
 洞穴のような膣口から、水飴みたいな雫が伸びて……。
 床まで届いた。

「いかんいかん。
 まーた、お仕置き忘れてた。
 さて、このタンちゃん……。
 どこに入れてほしいのかな?
 ひょっとして……。
 耳の穴?
 ……には、入らないよね」

 ともみさんがぶら下げて回すタンポンが、だんだん下腹部に移ってきた。
 やがてそれは、陰毛の上でくるくる回り始めた。
 まるで、着陸場所を探してるように。
 わたしは、股間を突きあげて訴えた。

「入れてほしい?」

 懸命にうなずいた。

「そう。
 入れてほしいの。
 でも、ダメー。
 だってそれじゃ、お仕置きにならないじゃない。
 ふふ。
 実は……。
 入れてあげないのが、お仕置き。
 どう?
 焦らされて切ないでしょ?」
「してぇぇぇぇぇぇぇ」

 突然、声が聞こえた。
 わたしの声じゃないのよ。
 でも、自分の口が勝手に叫んだように思えた。
 わたしの気持ちそのままだったから。
 叫んだのは、もちろんあけみちゃん。

 ともみさんは、わたしの顔を覗きこみ、口角を大きく上げて微笑んだ。

「どうやら、あっちの子が限界みたい。
 あんな声出されたら、外に聞こえちゃうわ。
 ちょっと黙らせてくるから……。
 このままじっとしてるのよ。
 いい?
 自分で弄っちゃダメよ」

 ヒモを吊るした指が開いた。
 タンポンは、陰毛の上に軟着陸した。

「わたしが戻るまで、触らないこと。
 ちゃんと両脚、抱えててね」

 わたしの答えも聞かず、ともみさんは踵を返した。
 あけみちゃんが、股間を突きあげて迎えてた。

「悪い子ね。
 大きな声出して。
 誰か来たら、どうするつもり?
 こんな格好で見つかっちゃうのよ」
「いいの!
 それでもいいの」
「男の先生が来ちゃうかも」
「……」
「来てほしい?」
「はい」
「ひとりじゃないかも。
 腐臭に群がるハイエナみたいに……。
 学校中の男の先生が、集まってくるわ。
 で、あけみは……。
 階段に磔になったまま、次々と犯されるの」
「ふぅぅん」
「おまんこから溢れるほど、いっぱい精液出されて……。
 順番を待てない先生は、口にも突っこむ。
 顔にぶっかける先生もいるわ。
 瞬く間にあけみは、精液まみれ。
 花盛りの栗の木の臭いに、全身が包まれる。
 でも、最後は……。
 絞め殺されるの。
 淫行の口封じのためにね。
 精液まみれのまま、あけみは死んでいくのよ。
 うんこを、ぼたぼた漏らしながら。
 どう?
 犯されたい?」
「犯して……。
 犯してぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「またそんな声出して。
 ほんとに悪い子。
 じゃ、犯してあげるわ」

 ともみさんは、自らのウェストに手を回した。
 次の瞬間、スカートが真下に落ちた。
 形のいいお尻が剥き出された。
 窓から射しこむ光が、尻たぶの窪みに翳を作ってた。

第十一話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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放課後のむこうがわ 9

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放課後のむこうがわ 9

「細い脚。
 ほんと、子供みたい。
 黄色いパンツなんか穿いてるから、よけい子供じみて見えるんだよ。
 でも、そのパンツの中には……。
 もう大人のまんこが息づいてるってことよね。
 さっき弄ってたわけだからさ。
 見せてよ。
 パンツも脱いで」

 視界が歪んだ。
 泣き顔になってた。
 熱い涙が、メガネフレームに落ちた。

「あら、泣いちゃった。
 なんか、わたしが虐めてるみたいじゃない」

 わたしは、懸命にかぶりを振った。
 虐められて泣いてるんじゃないってことを、ともみさんに訴えたかった。
 わたしは嬉しいんですって。
 でも、言葉は出せそうもなかったから……。
 動作で示した。
 レモンイエローのショーツを、思い切り引き下ろした。
 興奮しまくってるのは、自分でもわかってたけど……。
 思ってた以上だった。
 ショーツを足首から抜こうとしても、脚がうまく上がらないのよ。
 なんと、バランスを崩して、後ろにひっくり返っちゃった。
 背中が床板に転がると同時に、もどかしさが声になって漏れた。

「あひぃ」

 自分の声でスイッチが入ったって感じ。
 仰向けのまま、片足だけショーツを抜くと……。
 ともみさんに向かって、両脚を開いた。
 V字の谷間に、ともみさんが挟まって見えた。

「呆れた子ね。
 ホントの変態ちゃんだわ。
 そんな身体で、お毛々もちーゃんと生えてるんだね。
 ヤラしい。
 おまんこ、ぱっくり開いてるよ。
 毛もじゃだから、ウニの身が割れたみたい。
 お汁が、コーモンまで垂れてる」
「あひぃ」

 もっと言ってほしくて、わたしは両脚を抱えると、左右に開いた。
 膣液が、お尻の割れ目を伝い下りるのがわかった。

「ほら、あけみ。
 見える、これ?」

 わたしは背中をうねらせて、お尻をあけみちゃんに向けた。

「ほら、見てほしいって」

 あけみちゃんの目が、真っ直ぐにわたしを見てた。
 正確には、わたしの股間。
 銀の矢のような視線が、真っ直ぐにまんこを貫いた。
 貫かれた傷口から、ごぼりと膣液が零れた。

 もう、我慢できなかった。
 腿に絡みついた右手が外れると、滑るようにまんこまで下りた。
 熱かった。
 まるで泥沼。
 指先が、尖ったクリに触れた。

「はぅぅ」

 お尻が、うねりあがった。

「ちょっと、誰が始めていいって言ったのよ」

 そんなこと言われたって、もう止めようが無かった。
 わたしは首をもたげ、あけみちゃんを凝視した。
 あけみちゃんの腿は、内側に絞られてた。
 内腿を摺りあわせようとしてたんだと思う。
 あけみちゃんも、我慢できなかったんだね。

「もう。
 勝手な子ね。
 ちょっと、お仕置きしなきゃ」

 ともみさんは、あけみちゃんの鞄の脇にしゃがみこんだ。
 とたん、あけみちゃんの視線が、わたしから離れた。
 あけみちゃんの視線は、ともみさんの両脚の間に縫いつけられてた。
 わたしからは見えなかったけど……。
 ショーツを着けてない股間が、あけみちゃんに向かって開いてたんだと思う。

 ともみさんは、鞄から、薄いピンクの箱を取り出した。

「やっぱり持ってた。
 ふふ。
 この子ね、女の子の日じゃなくても、タンポン持ち歩いてるんだよ。
 なんのためだと思う?
 ヤラしい気分になったとき、使うんだってさ。
 あ、これでオナニーするわけじゃないのよ。
 フツーに、おまんこに入れてるだけ。
 ときどき、ヤラしい気分が、大波みたいに襲ってくるんだって。
 そういう時は、ヤラしい汁が涙みたいに流れ続けて……。
 ショーツがぐしょぐしょになっちゃう。
 で、その液を吸わせるために、タンポン入れてるわけ。
 そうよね?」

 あけみちゃんは、かくかくとうなずいた。
 お尻を持ち上げ、階段の縁で擦ってた。

「我慢出来ない?」
「ふぅぅぅぅぅん」
「ふふ。
 階段まで垂れちゃってるよ。
 ヤラしい液が。
 入れたげようか?
 タンポン」
「入れて……。
 入れてぇ」

 ともみちゃんは、ピンクの箱を開いた。
 でも、ともみちゃんも興奮してたんだろうね。
 開けたとたん、中身が零れた。
 鞄や床に、パラパラと。
 わたし、それまでタンポンなんて使ったこと無かったから……。
 どこのメーカーのかとか、わからなかったけどね。
 綺麗だった。
 真っ白い繭玉みたい。
 もちろん、セロファンに包まれてたけど。
 ブルーの帯が入ったセロファン。
 その帯を解くようにセロファンを剥がすと……。
 何かが羽化するんじゃないかって思えた。

「これ、いいかも」

 鞄のタンポンに伸ばしたともみさんの指が、途中で止まった。

「うん。
 アクセントになる。
 こういうとこにも置いちゃお」

 ともみさんは、床のタンポンを拾い上げ……。
 階段の1段目、あけみちゃんの膝頭の内側にタンポンを置き直した。
 あけみちゃんは、懸命に膝頭を絞ってる。
 ともみさんの手を、挟みこもうとしてたみたい。

「俄然、創作意欲が湧いてきた。
 これは、1枚撮らなきゃ」

 あけみさんは、タンポンの箱を鞄の脇に置いた。

「こんな感じかな」

 フタの開く角度まで調節すると、跳ねるように起ちあがった。
 後ずさりながら、ポラロイドカメラを構える。

「おぉ。
 いい感じ。
 あけみ!
 ダメだって、カメラ見ちゃ。
 斜め下を見て。
 そうそう。
 いくよ」

 過擦れたようなシャッター音が響いた。
 空間が切り取られる音に聞こえた。

 ともみさんは、送り出されて来た印画紙を見つめてる。
 時間が止まったみたいに思えたころ……。
 ともみさんの口元が綻んだ。

「いい感じ」

 ともみさんは、何度もうなずきながら、あけみちゃんに近づいた。

「どう?」

 指先で挟んだ印画紙を、あけみちゃんの目の前に翳す。

「綺麗でしょ。
 でも、おまんこまで写っちゃってるね。
 光ってるから、おツユ出てるのがモロバレだよ。
 陰核も起ってるし。
 朝、登校して来て……。
 この写真が黒板に貼ってあったら、どうする?」
「イヤ……」
「イヤじゃないんじゃない?
 ほんとは、みんなに見てもらいたいんでしょ。
 あけみが登校すると……。
 クラスの子たちが、この写真を囲んで黒板前に群れてる。
 あけみは、それを後ろから見てるの。
 そのうち、後ろ姿のひとりが、スカートを脱ぎ落とす。
 隣の子が、それに続く。
 その隣の子も……。
 最初に脱いだ子は、パンティも下ろした。
 白い布地が、膝裏に絡んでる。
 次々と、お尻が曝される。
 いろんなお尻がある。
 小さくて、引き締まったお尻。
 丸々と隆起したお尻。
 でも、どのお尻も、ヒクヒク動いてる。
 前に回った手が、おまんこ弄ってるから。
 あけみも堪らなくなって、黒板の写真と同じ姿になる。
 そう。
 みんなと同じ、下半身丸出し。
 もちろん……。
 ずらっと並んだお尻を凝視しながら……。
 指先は、陰核を練り始める。
 後ろ姿のひとりが、激しく尻たぶを絞る。
 尻たぶの肉が、翳をつくるほど大きく窪んだ。
 立ったまま、イッたんだね。
 絶頂の連鎖が、次々と広がる。
 それを見ながら、あけみも我慢できずに……。
 思い切り陰核を揉み潰す。
 どう?」

 ロープに挟まれたあけみちゃんの胸が、大きく起伏してた。

「我慢出来ない?」

 あけみちゃんは、壊れた人形のようにうなずいた。
 何度も。

第十話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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