放課後のむこうがわ 8

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放課後のむこうがわ 8

「ふふ。
 今日はお客さまもいるから……。
 スイッチ入りまくりね。
 それじゃ、お望みを叶えてあげますか」

 ともみさんは、床の鞄の上にカメラを置くと、ゆっくりとあけみちゃんに近づいた。
 あけみちゃんは、涙を零しそうなほど潤んだ瞳で、ともみさんを迎えた。
 ともみさんが指先を伸ばす。
 三つ編みに指が届いただけで、あけみちゃんの身体が跳ねた。
 電撃に触れたみたいだった。

「髪に触っただけで、こんなに感じるんだからね」

 ともみさんは三つ編みの毛先を持ち上げると、あけみちゃんの顔を化粧筆のように掃いた。
 されるがままになりながらも、あけみちゃんの瞳は恨めしそうだった。

「あんまり焦らしちゃ可哀想か」

 ともみさんは髪から手を離すと、階段を1段上がり、あけみちゃんの後ろに回った。
 階段柱の縄を解いてるらしい。
 ときどき縄が引っ張られるのか、あけみちゃんの眉間に皺が寄った。
 ほどなく、胸前を戒めていた縄が、脚元に落ちた。
 縄抜けしたマジシャンみたいだった。
 縄と一緒にスカートの裾も落ち、白い太腿は隠されてしまった。
 一見すると、普通の女子高生の姿に戻ったんだけど……。
 紺のハイソックスの足首には、白いパンティが絡んでる。

「スカート、邪魔ね。
 脱いで。
 あ、全部脱いじゃダメだからね。
 スカートだけ」

 あけみちゃんの自由になった両手が、スカートのファスナーに回った。
 微かなジッパー音と共に、スカートが真下に落ちた。
 あけみちゃんは、足元のスカートを跨ぎ越した。
 まるで、結界を踏み越えるように。
 スカートは、抜け殻のような姿で床にうずくまってた。
 あけみちゃんが、そのスカートに手を伸ばそうとした。

「ストップ。
 このままにしといて。
 絵になるから。
 そうね……。
 鞄もあるといいかな。
 アシスタントさん。
 あけみの鞄、スカートのそばに置いてみて」

 ともみさんは階段から跳ねるように下りると、床のスカートと鞄を眺めてる。

「うん。
 オッケー。
 この後ろに、股を開いた女子高生。
 うん。
 いい構図」

 ともみさんは、あけみちゃんを眺めながら後ずさった。
 自分の鞄の脇まで来ると、勢いをつけてしゃがんだ。
 スカートが空気を孕んで捲れ、真っ白なお尻が見えた。
 この人もショーツを穿いてなかったんだって、改めて気づいた。
 穿いてるのは、わたしだけ。
 この2人の仲には、まだ入りこめてないんだって気がした。
 命じて欲しかった。
 あなたも脱ぎなさいって。

 そんなわたしにはお構いなしに、ともみさんは、背中を見せたまま鞄を開いた。
 取り出したのは、2本のロープ。
 さっきまであけみちゃんを戒めてたロープは、階段下にうずくまったまま。

 ともみさんは、ロープを持って起ちあがると、あけみちゃんに歩み寄った。
 あけみちゃんは、子犬のような目をして、ともみさんを迎えた。

「やっぱ、上は縛った方がいいな」

 ともみさんは、手に持ったロープを肩にかけると、床のロープを拾った。

「手、後ろに回して」

 あけみちゃんの上体には、再びロープが掛けられた。
 ロープがブレザーを擦る音が、小気味よく聞こえた。
 まるでマジシャンの手技だった。
 乳房を挟んで2段のロープが、瞬く間に打たれていった。

 紺のブレザーに、麻色のロープ。
 胸元のロープにかかる、赤いリボン。
 下半身は裸。
 紺のハイソックスの足首に絡まるショーツ。
 正装のように見えた。

「階段に座って。
 2段目くらいがいいな」

 階段の中央には、左右を分ける白線が引かれてた。
 もう色褪せて、半分消えかけてたけど。
 その白線の真上に、あけみちゃんは座った。
 階段下から見ると、白線に串刺されたみたいだった。

「足開いて。
 鞄とスカート挟むみたいに」

 あけみちゃんは、階段下に伸ばした脚を、大きく拡げた。
 シューレースの付いたプレーントゥが、鞄とスカートを挟んで伸びた。

「うーん。
 やっぱり膝が開いてると、構図が悪いよね。
 膝閉じてみて。
 足先はそのままの位置でね」

 あけみちゃんの両膝が、内側に折れた。
 でも、足先が開いてるので、膝が着くまでは閉じれなかった。

「ほら。
 いい感じになった」

 膝が内側に折れることで、あけみちゃんの身体は“人”の字型を作ってた。
 その脳天から股間を、階段の白線が貫いてる。

「記号みたいに見えるよね」

 言われてみれば、そんなふうにも見えなくもなかった。
 あけみちゃんの姿は、天を指す矢印みたいだった。

「記号まで昇華したとき、人は一番綺麗に見えるのかも。
 でも、これじゃ……。
 自分で股拡げてることになっちゃうから……」

 ともみさんは、肩のロープを1本下ろすと、あけみちゃんに近づいた。
 階段に片足をかけ、あけみちゃんの太腿を縛り始めた。
 ともみさんの指先は、力強く動いてた。
 ヨットマンみたいだった。
 たちまち綺麗な結び目ができた。
 あけみちゃんの太腿は、ヨットを舫う杭のように見えた。

 両腿を縛り終えると、ともみさんは上体を起こした。
 片方のロープを持って、階段柱の脇に立った。

「アシスタントさん。
 そっちのロープ持ってちょうだい。
 早く。
 そっちの階段柱に巻きつけるのよ。
 そう。
 両側から引っ張るの。
 あけみは、腿を内側に絞って。
 そうそう。
 こんなとこかな。
 アシスタントさん、その位置で縛ってちょうだい。
 大丈夫。
 下手くそでも。
 そっちの結び目はカメラに写らないから」

 あけみちゃんの両腿から伸びるロープが、階段柱まで張り渡された。
 斜め上方に向かって、左右のロープは相似形に伸びてた。

「あけみ、もっと力入れて絞って。
 ロープが弛んじゃうでしょ」

 あけみちゃんの両腿に力が籠った。
 内腿にロープが喰いこむ。

 ともみさんは階段柱を離れ、あけみちゃんの正面に立った。

「アシスタントさん。
 こっち来てちょうだい」

 下手くそな結び目に未練を残しながら、わたしはともみさんの脇に身を移した。

「どう?
 いい感じじゃない?」

 ともみさんの問いかけに、わたしは頷いてた。
 あけみちゃんの両腿は、内側に向かって絞られ……。
 その両腿からは、斜め上方にロープが伸びてる。
 膝から下は、“ハ”の字を描いて開いてる。
 ほんとうに、何かの記号みたいだった。

「でもなぁ。
 あまりにも人工的かなぁ。
 シンメトリー過ぎるよな。
 ま、片足にだけショーツが絡んでるのが……。
 アクセントと言えば言えるんだろうけど。
 どうするか……」

 ともみさんは、あけみちゃんの脚元にしゃがみこみ……。
 脱ぎ落とされたスカートと鞄の位置を、微妙に調節した。
 スカートは、脚元にストンと落ちた形そのままで、キュプラの裏地が盛りあがってた。
 それを見てるうち……。
 またヘンな気分になってきた。
 わたしの腿にも、同じ裏地が触れてる。
 あのツルツルの裏地が腿に擦れる感じって、すっごくエッチだよね。

「ちょっと、アシスタントさん。
 なにモゾモゾしてんの?
 ひょっとして、また気分出してるんじゃないの?
 子供みたいな顔して、とんだおませさんだね。
 そういう子のあそこって、どんなんだろ。
 あ、そう言えば……。
 モデルが下半身すっぽんぽんなのに、アシスタントがそれじゃ、失礼よね。
 わたしだって、パンツ穿いてないんだから。
 下、脱いじゃいなさい」

 わたしは、泣き笑いみたいな顔をしてたと思う。
 ほんとは、脱ぎたかった。
 露出したかったってわけじゃないよ。
 ま、その気持がぜんぜん無かったとは言わないけどさ。
 それより、2人と一緒の姿になりたかったんだ。
 でも、はいそうですかって脱いだら、変な気がしてさ。
 だから、どうしていいかわかんない顔で、ともみさんを見つめてた。
 もっと強く命じてほしかった。

「ほら、何してるの。
 あなたが変態ちゃんだってことは、もうわかってるのよ。
 ほんとは、見せたくてしょうがないんでしょ。
 脱ぎなさい」

 ともみさんは、わたしの心を見透かしたように命じてくれた。
 わたしは素直にうなずき、スカートを脱ぎ落とした。

第九話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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放課後のむこうがわ 7

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放課後のむこうがわ 7

「このカメラはね……。
 少しだけ、被写体の魂を吸い取るの。
 それが印画紙に写るから、こんな感じの写真になるのね」

 そう言ってともみさんは、いたずらっぽく笑った。
 もちろん、ウソに決まってるけど……。
 危うく信じかけそうだった。

「あとで、あなたも撮ってあげるわ。
 でもまずは、あけみね。
 ほら、囀りそうな顔で、こっち見てる。
 撮ってほしくてしょうがないのよ。
 エッチな写真を」

 ともみさんは、あけみちゃんの目線を手繰るように近づいた。

「ちょっと、アシスタントさん。
 これ、持ってて」

 ともみさんがわたしを振り返って、ポラロイドカメラを差し出した。
 慌てて駆け寄って、受け取る。
 最上級生の命令口調に、もう言いなりだった。
 カメラは、両手で持ってもずっしりと重かった。

「まずは……。
 どうしてあげようかな」

 ともみさんは、あけみちゃんに纏わるように近づいた。
 息がかかるほど、顔を近づける。
 あけみちゃんの目が、葡萄のように膨らんでた。
 息がはぁはぁ言ってるのが、わたしにまで聞こえた。

 ともみさんは、いきなりあけみちゃんのスカートを捲りあげた。
 豊かな太腿と、その付け根を覆う白い布地が曝された。

「また、こんな小さいパンツ穿いて来て」

 目に沁みるほど白い布地が、股間を三角形に覆っていた。
 確かに小さなショーツだった。
 腰骨が隠れないほど。
 股ぐりも深くて、アンダーを処理してなければ、毛が見え出ちゃいそう。

「嬉しい?
 見られて」
「……、嬉しい」
「そうよね。
 見てもらいたくてしょうがないのよね。
 ほんとは、街中でもスカート捲りたい。
 でも、さすがにそれは出来ないから……。
 毎日、大風が吹くことを願ってる。
 縛る前に、自分で捲らせれば良かったかな。
 この前みたいに。
 自分で捲るの、大好きなのよね?」
「……」
「そうよね?」
「はい」
「ふふ。
 正直でよろしい。
 我慢出来ないと、素直になるわね。
 でも、まずは撮影からよ」

 ともみさんは、捲ったスカートを、お腹に回る縄に挟みこんだ。
 キュプラの裏地が縄を潜る音が、聞こえてきそうだった。
 つるつるした裏地に、射しこむ陽の光が踊ってた。

「ほうら、可愛くなった。
 ダサいスカートだけど、裏地は綺麗よね。
 ほんとは、こっちが表なのかも知れない。
 裏側こそが、ほんとうの表ってね」

 ともみさんは、わたしに向かって腕を伸ばした。
 手の平が上を向いてる。

「アシスタントさん。
 気を利かせてちょうだい。
 カメラよ」

 慌ててカメラを差し出す。
 ともみさんは、受け取ったカメラを、馴れた手つきで構えた。
 あけみちゃんは、顔を突き出すようにしてカメラを見つめてる。

「ちょっと。
 そんな格好でカメラ目線じゃ、雰囲気出ないじゃないの。
 顔伏せてちょうだい」

 あけみちゃんは、床に視線を落とした。

「そうそう。
 うーん、でもイマイチだなぁ。
 やっぱり、パンツ脱いだ方がいいか……」

 あけみちゃんの肩が、ぴくりと動いた。

「ふふ。
 嬉しそうね。
 アシスタントさん、何してるの?
 脱がしてちょうだい」

 ともみさんに視線を投げられ、ようやく自分のことだとわかった。
 あけみちゃんの視線が、真っ直ぐにわたしを見てた。
 見えない綱に引かれるように、わたしはあけみちゃんに近づいた。
 脚元に膝まづく。
 ブラウスの裾の分け目から、ショーツが目の前に見えた。
 少し肉付きのいいお腹が、せわしなく起伏してる。

 わたしは、ショーツのウェストに手を掛けた。
 ウェストっていうか、股上は腰骨までしかなかったけど。
 そのまま布地を引きおろそうとしたけど、うまく下りない。
 思ったよりお尻が豊かで、布地が乗りあげてたんだね。
 両手を腰の後ろまで回し、布地を捲りおろす。

 目を逸らそうとしても、出来なかった。
 あけみちゃんのアンダーヘアは、明らかに処理されてた。
 といっても、毛はちゃんと残ってたよ。
 でも、恥丘の上に、ほんのひとつまみ。
 性器を隠す役目はしてなかった。
 アケビの実を合わせたような大陰唇まで、はっきりと見えた。
 その膨らみとヘアーの間に、クリトリスが息づいてた。
 包皮から顔を出し、餌をねだる雛鳥みたいに囀ってる。

「ちょっと、アシスタントさん。
 早くどいてちょうだい」

 ともみさんの声に、われに返った。
 裏返ったショーツを、両手で握ったままだった。
 真っ白い布地を、太腿に滑らせていく。
 丸々と豊かに肉づいた太腿だった。
 ギリシャ神殿の柱みたい。

「ストップ。
 パンティは、膝に絡めといて。
 それから……。
 ブラウスを引っ張って、お股を隠す。
 そうそう。
 これだと、大事なところはぜんぜん見えないけどさ……。
 膝に絡んだパンティが、股間が剥き出しであることを象徴してるわけ。
 隠すことで、逆に、見る人の想像力をかきたてるのよ。
 なんてね。
 顧問の先生の受け売りだけど。
 うーん。
 でも、芸術的だわ。
 やっぱ、素材がいいからよね。
 アシスタントさん、今度こそどいてちょうだい」

 わたしが退くと、ともみさんはカメラを構えた。
 両脚を開いて、全身を安定させてる。
 素人のわたしから見ても、腕前を感じさせる姿勢だった。

 指先だけが微かに動くと、シャッター音が響いた。
 続いて、過擦れたような機械音。
 空間が引き伸ばされるような音とともに、カメラの前部から印画紙が送り出されてきた。

「アシスタントさん。
 こっち来てごらん」

 ともみさんが、肩越しに印画紙を掲げた。
 駆け寄って覗きこんだけど……。
 そこには、何も写ってないの。
 失敗かなって思って、ともみさんの横顔を見た。
 でも、ともみさんは、じっと印画紙を見つめたまま。
 もう一度そこに目を落とすと……。
 うっすらと、画像が浮かびあがってた。
 画像は、少しずつ鮮明さを増していく。

「何度見ても不思議よね。
 被写体の粒子をカメラが吸いこんで……。
 それが、印画紙の上で再構築される、って感じ。
 被写体が、わたしのものになる瞬間。
 ほら、出来上がり」

 ともみさんは、印画紙をわたしの前に翳した。
 そこには、あけみちゃんがくっきりと写ってた。
 でも、デジカメなんかの画像とは、明らかに違う。
 今撮ったばかりなのに、懐かしい雰囲気。
 机の引き出しの奥から、昔の写真が出てきたみたい。

「ふふ。
 あなたも気に入ったみたいね。
 後で撮らせてあげるわ。
 でも、困ったモデルさんは……。
 待ちきれないようね」

 ともみさんの視線に引かれ、あけみちゃんを見ると……。
 確かに、様子が違っていた。
 うつろに目を泳がせて、太腿を摺り合わせてる。

「この子、シャッター音聞くと、スイッチが入っちゃうのよ。
 根っからのモデルさんよね。
 でも便利ね。
 あんな格好で、オナニー出来るんだから。
 バスの中とかでも、やってるんじゃないかしら。
 あれ、何してると思う?
 垂れたお汁を、太腿に塗りたくってるのよ。
 あけみ。
 もっと撮ってほしい?」

 ともみさんの声に、あけみちゃんが顔をあげた。
 瞳が潤んでた。

「撮って……」
「どこを撮ってほしいの?」
「おまんこ。
 あけみのおまんこ」
「そんなとこ撮っても、発表できないじゃないのよ」
「撮って」

 あけみちゃんは、太腿を摺り合わせると同時に、お尻を階段柱に滑らせ始めた。

第八話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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放課後のむこうがわ 6

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「わたしだけ残して、イッちゃうなんて……。
 ひどいぃ」

 あけみちゃんは、腰をくねらせてた。
 股間が堪らなくなってたんだと思う。
 でも、後ろ手に戒められた姿では、自らを慰めることも出来ない。
 あけみちゃんは唇を噛むと、上体を起こした。
 視線は、ともみさんの股間を真っ直ぐに貫いてた。

 ともみさんのスカートは捲れたままで、人形みたいな下半身が剥き出しになってた。
 わたしの位置からは見えなかったけど……。
 あけみちゃんの眼前には、イッた後のおまんこが、ぱっくりと開いてたはず。
 あけみちゃんの視線は、そこに縫いつけられてる。
 あけみちゃんの身体が、ゆっくりと上下動を始めた。
 最初は、何してるんだろうって思った。
 でも、すぐにわかった。
 あけみちゃんは、括りつけられた階段柱に、お尻を擦り付けてるのよ。
 視線と、お尻からの刺激だけで、ともみさんの後を追うつもりなんだとわかると……。
 こっちの股間も切なくなった。
 指先が、他人の手みたいに太腿を這いあがった。
 ショーツの股ぐりから滑りこむ。
 もう、中はぐちょぐちょだった。
 よっぽど溜まってたんだね。
 だってさ……。
 転校してから、一度もオナニーしてなかったんだよ。
 寄宿舎だったから、落ち着いて出来る場所も無いし。
 もっとも、新しい環境に慣れるのに必死で、そんなことしてる余裕もなかったけどね。
 でも、やっぱり溜まってたんだね。
 ぐちょぐちょの陰毛が指先に絡むと、もう止められなかった。
 大陰唇を押すと、お汁が沁み出すんじゃないかってほど。

 あけみちゃんは唇を食いしばり、懸命にお尻を振ってる。
 胸前に垂れた髪が、跳ねるように揺れてた。
 わたしはあけみちゃんのお尻を凝視しながら、指先をシンクロさせた。
 でも、こっちは直接クリに触ってるわけだから、あっという間に追い詰められた。
 内履きの中の足指を、懸命に折りたたんでブレーキかけたんだけど……。
 止められそうになかった。
 もうダメ、イク……。
 って思った瞬間。

「誰、あなた」

 はっきりした声が、わたしの頬を打った。
 わたしは、一瞬で凍りついた。
 目だけ動かして、声の出処を見た。
 ともみさんだった。
 仰向いた顔が、真っ直ぐにこっちを向いてた。
 さっきまで真っ白だった目蓋の間には、ダイスの目みたいに瞳が戻ってた。

 あけみちゃんのお尻を凝視しようとして、廊下の角から身を乗り出しちゃってたんだね。
 ともみさんの位置からは、わたしの姿が丸見えだった。
 ともみさんは、糸に引かれる人形みたいに、ゆっくりと身を起こした。

「まさか、観客がいたとはね」

 起ちあがったともみさんは、スカートの埃を叩いた。
 もちろん、逃げようとしたんだけど……。
 情けないことに、ずっとしゃがんでたから、脚が痺れちゃってて。
 踏み出そうとしたら、廊下に這いつくばっってた。

「動かないで」

 ともみさんに決めつけられると、もう体を持ち上げられなかった。

「メガネさん。
 あなた、何年生?
 ま、1年以外、あり得ないだろうけど。
 どう見ても、中学生だからね。
 あけみと同じ制服着てなかったら……。
 へたすりゃ、小学生に見えるよ」

 ともみさんは、あけみちゃんを振り返った。

「この子、知ってる?」

 わたしを見つめるあけみちゃんの首が、左右に振れた。

「どういうこと?
 まさか、1年じゃないの?」
「て、転校して来たばっかりで……」
「なんだ。
 転校生。
 それで、こんなとこに迷いこんだの?」

 わたしは、懸命に頷いた。

「そうよね。
 そんな体型で、1年以外のわけないわ。
 でも……。
 お股の方は、もう立派なオトナってことよね。
 わたしたちのこと見ながら、オナってたんだから。
 ふふ。
 さっき、イク寸前だったでしょ。
 小学生みたいな顔で、小鼻膨らませてさ。
 すっごく、ヤラしかった。
 あなたも、立派なお仲間ってことね。
 わたしたち、変態人間の。
 さ、こっちおいで。
 今さら逃げられないわよ。
 わたし、陸上部だもん。
 ほら、起って。
 ちょっと、手伝ってもらいたいことがあるんだ」

 ともみさんの声に応えて、わたしは起ちあがってた。
 オナニーしてるとこ、まともに見られて……。
 どんな言い逃れも出来ないってこともあったけど……。
 きっと、人に声かけてもらえたことが嬉しかったんだね。
 一生懸命、ひとりで頑張ってたけど……。
 やっぱ、寂しかったんだよ。

 わたしは、痺れた脚を引きずりながら、木橋の前に立った。
 土間コンクリートの川に架かる橋は……。
 まるで、この世とあの世を隔てる橋みたいに見えた。
 そう、橋の向こうは“彼岸”。
 おばあちゃんが言ってた、あの世の岸ね。
 わたしは、ともみさんとあけみちゃんの目を交互に見ながら、その橋を渡った。

「あなたに、やってもらいたいことがあるんだ」

 そう言ってともみさんは膝まづき、床の鞄を開いた。
 取り出したのは、厚めの本っていうか、お弁当箱みたいなものだった。

「これ、何だと思う?」

 そう言いながらともみさんは、箱をかちゃかちゃ操作した。
 箱は、たちまち立体的なフォルムに変形した。

「まだわからない?
 骨董品だからね。
 これは、カメラよ。
 ポラロイドカメラって云うの」

 組みあがった前面には、確かにカメラの形が張り出してた。

「さっき、陸上部なんて言ったけど……。
 大嘘。
 ほんとはね……。
 写真部。
 部長なのよ、これでも。
 だからわたしは3年生で、あなたやあけみより、2学年上ってこと。
 入学以来……。
 みっちり顧問の先生に鍛えられたおかげで……。
 コンクールにも入賞したわ。
 風景写真だけど。
 でもね……。
 わたしがほんとに撮りたいのは……。
 女性。
 それも、特殊な状況下に置かれた女性。
 今の、あけみみたいにね」

 そう言ってともみさんは、あけみちゃんにカメラを向けた。
 あけみちゃんの視線は、一瞬でカメラのレンズに定まった。
 ともみさんの視線も、ファインダー越しにあけみちゃんを見つめてるはず。
 2人は見つめあったまま、凍りついたように動きを止めていた。
 もう動かないんじゃないかと思ったころ……。
 ようやく、シャッター音が響いた。
 シャッター音っていうか、機械が駆動するようなウィーンって音ね。

 ともみさんは、胸前に下ろしたカメラを見つめてる。
 すぐに、カメラから厚い印画紙が出てきた。
 ともみさんは、出てきた紙をじっと見つめてる。
 頬に、微笑みを浮かべながら。
 まるで、母親が赤ん坊の顔を覗きこむようにね。
 時間が止まったみたいに思えたころ……。
 ようやく、ともみさんの顔が上がった。

「ほら、よく撮れてるでしょ?」

 あけみちゃんが、真っ直ぐこっちを見てる写真だった。
 不思議な質感の写真。
 デジカメで撮ったのとは、雰囲気がぜんぜん違う。
 レトロっていうかさ……。
 今撮ったばっかりなのに、昔の写真みたいなの。

第七話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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放課後のむこうがわ 5

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放課後のむこうがわ 5

 ともみさんは両手をお尻に回し、スカートを押さえながら、床まで腰を下ろした。
 体育座りに姿勢を整えると、真っ直ぐにあけみちゃんを見上げた。

「それじゃ……。
 どうぞ御覧ください」

 ともみさんは、そのまま後ろに転がった。
 紺のスクールベストが床に着くと同時に、両脚が高々と上がった。
 靴底が、まるで燭台のように天上を指してた。
 このとき初めて気づいたんだけど……。
 ともみさんの履いてる靴が、うちの学校と同じだったの。
 シューレースの付いたプレーントゥ。
 珍しいでしょ?
 まわりの学校は、みんなローファーだもんね。
 ひょっとして、姉妹校なのかなって思った。

 さて、ともみさんの格好よね。
 スカートはもう、捲れあがってる。
 股間のスリットまで、はっきりと見えた。
 でも、ほんとに小さいおまんこだったの。
 毛もないから、まるで子供のみたい。

「見える?」
「……見える」

 ともみさんの両手の指先が、股間で揃った。

「もっと見て。
 中まで」

 股間に添えられた指先が、左右に開いた。
 肉色の、小さな花が咲いた。
 ほんとにちっちゃな、おちょぼ口。

「どう?」
「可愛い……。
 妖精みたい」
「ふふ。
 妖精におまんこなんてあるの?
 でもやっぱり、子供みたいなまんこだよね。
 ひょっとしたらさ……。
 あの樹の精に魔法をかけられて、ここだけ成長が止まっちゃったのかも。
 だけどね……。
 これでも、立派に感じるんだよ。
 ほら、陰核もちゃーんと勃ってるでしょ?
 小粒ちゃんだけど」

 ともみさんの指先が、恥丘を引き上げた。
 わたしの視力じゃ、小粒の陰核までは確認できなかったけど……。
 あけみちゃんには、はっきりと見えてたはず。
 あけみちゃんは、下半身をもじもじと動かし始めた。
 揃えた両脚を、擦りつけるようにしてる。

「だーめ。
 勝手に始めちゃ。
 わたしが先よ」

 ともみさんは、挙げた両脚を、さらに胸近くまで折り畳んだ。
 両膝が、肩に着きそうだった。
 ともみさんは、その両膝の内側に、両肘を引っ掛けた。
 肘を張り、両膝を固定した。
 凄い格好よね。
 股間は丸見え。
 小さなおまんこが、天上向いてたわ。
 肘は固定したまま、ともみさんの両手の先だけが、おまんこに添えられた。

「よーく、見てね」

 指先に力が籠り、おまんこを剥き開いた。
 生ハムみたいなおまんこの花が、天を向いて咲いた。

「どう?
 中まで見える?」
「見える。
 ちいちゃくて可愛い」
「お尻の穴も見える?
 ともみがうんちする穴」
「見えるよ。
 ぴくぴくしてる」
「あー。
 気持ちいい。
 人に見てもらうと、なんでこんなに気持ちいいんだろうね。
 ちょっと、弄っちゃお。
 ふぅぅん。
 もうヌルヌル。
 でも、もうちょっとヌルヌルしたいな。
 あけみちゃん、唾たらして。
 顔突き出したら、届くでしょ?」

 あけみちゃんは懸命に上体を折り、顔を差し伸ばした。
 肩を離れた髪先が、胸前で揺れた。
 紺ブレに食い込んだ縄が、ぎりぎりと音を立てそうに見えた。
 あんなに引っ張ったら、きっと腕に跡がついちゃうよ。
 でも、あけみちゃんは、そんなことなんか少しも考えてないみたい。
 両脚でも踏ん張って、懸命に顔を突き出してる。

「届きそう?」

 あけみちゃんの顔が上下に振れると、頬がすぼまった。
 虚空にキスするみたいに突き出した唇から、透明な雫が零れた。
 透きとおった水飴のように伸びる唾には、水銀色の泡が、綴れ織りに纏わってた。

「あぁ。
 届いた。
 あけみの唾が、ともみのおまんこまで届いたよ。
 入ってる……。
 あけみの唾が……。
 ともみのおまんこに入ってる。
 ふぅぅ。
 気持ちいぃ」

 ともみさんの指先は、陰唇を潰すように動いてた。
 指先に、生ハムのような襞が絡んでた。

「やっぱり、我慢出来ない」

 指先が迫りあがり、クリを隠す位置に定まった。
 揃えた指が、注射痕を揉むように動き始めた。

「あひぃ。
 気持ち……、いぃ。
 見てる?
 見えてる、あけみ?」
「見てるよ。
 でも、ダメ。
 ひとりで行かないで。
 わたしを置いてかないで」
「指が……。
 指が、止まらないよ」

 クリを揉む指先が、楕円の軌跡を描き始めた。
 クリの周りを巡る衛星みたいだった。
 オーバルを描く軌跡は、徐々に速度を増し……。
 やがて指先の輪郭が消えた。
 両脚の燭台が、ゆらゆらと揺れる。

「イ、イク……」
「だめぇ」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「置いてかないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「ぅわきゃっ。
 わきゃっ」

 ともみさんの尻が跳ね上がった。
 両肘を外れた脚が、中空を突き刺して伸びた。
 足の甲が、バレリーナのように反ってた。
 ともみさんの背中は、アーチを描いて浮いてる。
 全身が、肩と尻だけで支えられてた。
 オブジェみたいだった。
 持ち上げた頭だけが、小刻みに振れた。
 内巻きのボブに、窓からの光が揺れてた。

「あがぁ」

 空気が漏れるような声と共に、首が真後ろに倒れ、頭が床に転がった。
 首が横に倒れると、ともみさんの顔がわたしの方を向いた。
 引っこもうとしたけど、間に合わなかった。
 でも、ともみさんはわたしを見てなかった。
 見開いた両目には、瞳がなかったの。

「ともみさん、ともみさん」

 あけみちゃんの呼びかけは、もう届かなかった。
 ともみさんの身体から、力が抜けていった。
 空気栓を抜かれた人形みたいだった。
 足裏がゆっくりと着地した。
 靴底が床を滑り、膝が伸びていく。
 膝裏が伸びきると、靴先が上を向いた。
 靴先は、2、3度揺れて鎮まった。
 それきり、ともみさんの身体は、機能を止めた。

第六話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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放課後のむこうがわ 4

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放課後のむこうがわ 4

 学校の帰りだった。
 おしっこがしたくなって、公園のトイレに寄ったの。
 そこにいたのよ。
 変質者が。
 今思い返すと、笑っちゃいそうなほど典型的スタイルね。
 灰色のレインコート着ててさ。
 裾の下から、毛脛が出てた。
 で、トイレの入口で、そいつと鉢合わせしたわけ。
 入口前には、コンクリートの衝立があって……。
 公園からは死角になってるの。
 で、その変質者、わたしを見るなり、コートの前を広げたの。
 蝙蝠みたいだった。
 わたしは、声も出ずに立ちすくんでた。
 でも目線は、そいつの股間に釘付けね。
 そのころはもう、父親とはお風呂に入ってなかったけど……。
 父のあそこのことは、もちろん覚えてた。
 でも、それとは、ぜんぜん形が違うのよ。
 早い話、勃ってたわけ。
 天狗の鼻みたいだった。

『お嬢ちゃん……。
 触ってみる?』

 そう言われて、初めてわれに返った。
 もちろん、後ずさって逃げようとした。

『逃げないで!
 何もしないから。
 見てるだけでいい。
 そこで、そのままで」

 男の目は、子供のわたしに縋るようだった。
 オトナの人に、そんな目で訴えられたこと無いからさ。
 なんか、立ちすくんじゃった。

『いい子だ。
 いい子のご褒美に、これから不思議なものを見せてあげるよ。
 おじさんのちんちんの先からは、お乳が出るんだ』

 そう言って男は、ちんぽ扱き始めたの。

『あぅっ。
 で、出る。
 もう出る。
 出るから……。
 嬢ちゃん、もっと近くで見て。
 ちんちんから、お乳の出るとこ。
 先っぽ見て。
 顔近づけて』

 そう言って男は、にじり寄ってきた。
 逃げようと思ったけど、足が動かなかった。
 怖くて固まっちゃったってのもあるけど……。
 見たかったんだろうね。
 その不思議な魔法を。
 わたしが逃げないとわかると、男はわたしの目の前まで近づいた。

『先っぽの穴を見て』

 怒張した先端には、黒ぐろと穴が穿たれてた。
 まん丸じゃないんだよ。
 なんか、鈴に空いてる穴みたいだった。

『出る!』

 男の裏返った声と同時に、鬼頭が張り詰めた。
 一瞬、わたしの顔が映ったかと思った。
 途端、真っ白い液が、鈴穴から噴きだした。
 早い話、精液よね。
 もろに顔にかかった。
 もちろん逃げようとしたけど、男に肩を掴まれてた。
 男の指が、肩を握りしめるたびに、先端から精液が噴きあげた。
 鼻の穴にも入ってさ、凄い匂いがするのよ。
 でも、不思議なことに……。
 樹木を思わせるような、植物的な匂いなの。
 絵本で読んだ樹の精を思い出したわ。
 この人は、森から来た樹の精なんだろうか、なんてね。

 男は、わたしが声もあげないことをいいことに……。
 尻たぶを絞りあげながら、最後の一滴まで扱き出した。
 握りしめた拳の中で、ペニスがみるみる萎んだ。
 なんか、花が萎れるみたいだった。

『ありがとう……。
 お嬢ちゃん、ありがとう。
 こんな気持ちのいい射精は、生まれて初めてだった。
 一生分のズリネタももらった。
 ほんとにありがとう』

 おとなの人から、こんなお礼を言われたのは、もちろん初めてのこと。
 男の手が肩を離れたけど、もう逃げる気はなくなってた。

『顔、拭いてあげよう』

 男は、コートのポケットからハンカチを出した。
 皺のない、綺麗なハンカチだった。
 男はハンカチで、丁寧にわたしの顔を拭ってくれた。
 ほんとに優しい手つきだったんだよ。
 薄い陶器を扱うみたいな。

『よし、綺麗になった。
 お嬢ちゃんはね、きっと幸せになる。
 こんな優しい子には、幸せになる資格があるんだ。
 おじちゃんが、幸せになる魔法を掛けてあげる。
 おじちゃんのお乳を、ちょっとだけ耳たぶにつけるんだ。
 じっとして……。
 柔らかい髪だね。
 ほら、着いた。
 これで魔法が掛かった。
 さ、もう行っていいよ。
 でも、今日のことは、誰にも言っちゃダメだよ。
 魔法が解けちゃうからね』

 男に背中を押され、トイレの衝立を出た。
 出た途端、足が走り出してた。
 走りだしてから、おしっこしてないことに気づいたけど……。
 もう引っこんじゃってた。

 ふふ。
 この話は、これでおしまい。
 改めて思い返すと、やっぱり怖くなって……。
 二度とあの公園には行かなかった。
 子供のころはさ……。
 あの男の人はいい人で、ひょっとしたら樹の精だったかも、なんて思ってたけど……。
 大きくなるに従って、さすがにわかってきた。
 あの男が、ただの変質者だったってこと。
 でもね。
 不思議と嫌悪感がないんだ。
 それは、たぶん……。
 自分の中にも、同じ変質者が棲んでるからだって……。
 最近、気づいたのよ。
 男に生まれてたら、あの変質者みたいになってたかもね。
 そう。
 それほど、快感なのよ。
 人に性器を見せるのは」

 そう言ってともみさんは、腰を突き出した。
 両手は、前に回ってる。
 ブラウスの両肘が、外に張り出してた。
 間違いなくその指先は、おまんこを開いてる……。
 想像しただけで、お腹が痛くなっちゃった。
 きゅーんと絞られるような感じ。

「どう?
 見える?」

 あけみちゃんの大きな目は、まっすぐにそこを見ていた。
 視線が流星みたいな矢になって、ともみさんの股間に降り注いでる感じだった。

「中まで見える?」
「よく見えない」
「ふふ。
 わたしの、ちっちゃいからね。
 下向いてるし。
 それじゃ、特別大サービスしちゃおうかな」

 ともみさんは、いったんスカートを下ろすと、肩越しに振り返った。
 慌てて引っこもうとしたけど、ともみさんの目は、わたしじゃなくて下の床を見てた。

「そんなに汚くないよね?
 それじゃ、思い切って」

第五話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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